中学生日記 1972年(昭和47年) ドラマ傑作選
名古屋市内の中学校を舞台に、受験、非行、いじめなど教育現場の直面する問題を、
教師と生徒が一緒に考える一話完結の30分ドラマ。
問題はすべて事実に基づいて取り上げ、簡単に結論は出さない。
現実のもめ事は、そう簡単に割り切れたり、解決するものではないからだ。
NHK名古屋放送局の制作で、その地道で真剣な番組作りには、高い評価が与えられている。
生徒として出演するのは、公募で選んだ市内の中学生で、教師役は湯浅実(風間先生)、
東野英心(東先生)、岡本富士太(南先生)らが務めた。
番組の卒業生からは、竹下景子、中野良子、森本レオ、小西博之など、売れっ子役者も
多数生まれている。
1972年から2012年まで、40年間にわたって放映されたロングランドラマとなり、
思春期の日常を撮り続けた本作は、学園ドラマの金字塔ともいえる作品である。
(制作)NHK(脚本)大西信行
(配役)(配役)湯浅実(風間先生)東野英心(東先生)岡本富士太(南先生)土門廣(春日先生)いとうまい子(仲川先生)
竹本孝之(矢場先生)矢羽みどり、横光克彦、孤塚伸一、矢崎滋、風祭ゆき、西川桐、岡村恭子、森孝子、松下昌子