獣医ドリトル   2010年(平成22年)       ドラマ傑作選

直線上に配置




迷子のイルカが水族館で保護された。

隔離プールで弱っているイルカを見詰めながら新人飼育員の板東(増田貴久)は、

獣医師の鳥取(小栗旬)に治療を依頼する。

しかし鳥取は高額な治療費を請求し、獣医はビジネスだと言い放つのだった。



とある街の片隅にひっそりと建つオンボロ動物病院。同病院の獣医師・鳥取健一は、

「獣医はビジネス」と言い放ち、飼い主に高額の治療費をふっかけると評判だ。

だが、凄腕の獣医として、一部から「獣医ドリトル」と呼ばれ、敬愛されているらしい。




実のところ動物の治療費は、獣医や動物病院経営者の裁量一つで決められるという。

逆に言えば、料金に基準はない。

それを悪用して不当な医療費を請求する獣医師も世の中には存在するかも知れない。


主人公のドリトルは、ペットも大切な家族だから、医療費は決して高額ではないと言う。

さらに医療費の内容を明快に説明して、飼い主が十分に納得してから治療を行っている。


そしてどんな動物も決して見放さずに全力で治療し、その後の看病は飼い主にゆだねる。

態度はぶっきらぼうだが、傷ついた動物たちに向けるまなざしはとても優しい。



(制作)TBS、PPM(原作)夏緑、ちくやまきよし(脚本)橋本裕志

(主題歌)小田和正「グッバイ」(作詞作曲:小田和正)

(配役)鳥取健一(小栗旬)多島あすか(井上真央)花菱優(成宮寛貴)富沢教授(石坂浩二)土門大蔵(國村隼)

土門勇蔵(笠原秀幸)土門順平(菅田将暉)不動ルミ(藤澤恵麻)板東大吾(増田貴久)


直線上に配置