エノコログサ(狗尾草)


8月から9月頃、茎の先に毛に覆われたブラシ状の花穂をつけるイネ科の一年草。

エノコログサの名前は、ふさふさした花穂が子犬の尻尾のように見えるため「イヌコロ草」

と呼ぶうちに、「イ」が「エ」になまって変化し「エノコロ草」になったとされている。

花には観賞価値はないが、生け花では季節感や田園の風情を演出するために用いることも。

猫のまえで花穂を振ると、夢中になってじゃれるので別名「猫じゃらし」とも呼ばれる。