冬のソナタ 2004年(平成16年) ドラマ傑作選
女子高生のユジン(チェ・ジウ)は、遅刻の常習犯だが成績優秀。
クラスメイトで幼なじみのサンヒョクや仲間と毎日楽しい高校生活を送っている。
そんなある日、物静かな青年・チュンサン(ペ・ヨンジュン)が転校してくる。
ユジンは、クールだが、どこか憂いのあるチュンサンに心惹かれていく。
はじめは心を閉ざしていた彼も、やがてユジンの天真爛漫な人柄に心を開いていく。
二人は心の触れ合いを重ね、やがて恋心を抱きあうようになる。
だが不幸なことに、チュンサンは交通事故で帰らぬ人に。
10年後、サンヒョクと婚約をしたユジンの前に、チュンサンそっくりのミニョンが現れる。
別人のはずのミニョンに、ユジンは心を揺らす。
2004年は、純愛ブームの年といわれた。「世界の中心で、愛をさけぶ」「いま、会いにゆきます」
そして本作「冬のソナタ」
これらのドラマにおけるストーリーの大きな軸は「死別」である。
主人公二人の恋愛のかたちが、基本的には「叶えられない愛」となってしまう。
それでもなお、二人の間には「離れがたい絆」があり、それが生死の境を隔てるという
絶対的な別離を経ても、なお存続しているところに感動が生まれている。
運命に翻弄される男女の純愛と別離を描いた本作は「冬ソナ現象」と呼ばれる社会現象を
巻き起こし、その後も長く続く韓流ブームの先駆けとなった。
(制作)KBS(韓国)(放映)NHK
(主題歌)Ryu「最初から今まで」(作詞:Ryu、作曲:Oh Seck June)
(配役)チュンサン/イ・ミニョン(ペ・ヨンジュン)(声:萩原聖人)
チョン・ユジン(チェ・ジウ)(声:田中美里)キム・サンヒョク(パク・ヨンハ)(声:猪野学)
オ・チェリン(パク・ソルミ)(声:林真里花)コン・ジンスク(イ・ヘウン)(声:片岡身江)
My Memory(冬のソナタ 挿入曲)