月曜日の男   1961年(昭和36年)       ドラマ傑作選

直線上に配置




JJこと持統院丈太郎は売れっ子推理小説家。

時にはマスコミに「異端派小説家」と揶揄されたりもするが、そんな些細な事はお構いなし。

シボレーのコルベットを乗り回し、担当の女性編集者と軽妙洒脱な会話を交わしながら、

小説のネタを拾いに事件の渦中へ飛び込んでいく。


あるとき、有名人の多く集まる狩猟会で、JJと同業の推理作家がウインチェスターで

コメカミを撃ち抜かれ死亡するという事件が発生した。


他殺か自殺か? 真相を確かめんと調査をはじめた途端、JJは何者かに襲撃され、

生命の危険にさらされてしまう。(第19話 ウインチェスター・モデル77)




JJと名乗る推理小説作家・持統院丈太郎がさまざまな難事件を解決してゆくサスペンスドラマ。

主人公役の待田京介の個性的で鋭い風貌がなかなかの人気だった。


演出の面でも、スタジオの外に出てロケをやり、スポーツカーを駆使してスピーディな展開に

するなど、当時としては思い切った方法を取り入れていることも人気の一因だった。


本作は、1961年から1964年まで3年間、全159話、最高視聴率40.9%を記録する大ヒット作となり、

「ザ・ガードマン」など、のちのアクションドラマに多大な影響を与えることになった。



(制作)KRT、松竹(脚本)窪田篤人

(主題歌)水原弘「月曜日の男」(作詞:飯島敏宏、作曲:沢田駿吾)

(配役)持統院丈太郎(待田京介)ミミ子(山内幸子)真一(服部哲治)京子(矢代京子)

広田常務(深見吉衛)大沢専務(深見泰三)妻・由利江(南条秋子)竹中(野々村潔)


直線上に配置