外科医ギャノン   1973年(昭和48年)       ドラマ傑作選

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ある日、外科医ギャノンのもとに、かかりつけの婦人科医から

一人の患者が差し向けられてきた。


その患者は、あるテレビニュース解説者の妻・ノラで、心臓が悪いのだが

どうしても子供を産みたいという。


だが、婦人科医も、彼女の夫も、母体の心臓のほうを治療すべきであり、

子供は堕胎することを勧めるのだった。


     (シーズン1 第4話 赤ちゃんを殺さないで! A Life Is Waiting)






本作は、1969年から CBSで放映され、日本では 1973年からテレビ東京で放映された。

ロサンゼルスの大学病院を舞台に、難病や誤診、医療ミス、病院内部の権力争いなど、

様々な問題をドキュメンタリータッチで描いたメディカルドラマ。


理想派の青年外科医ギャノンが、現代医学の限界を痛感し、苦悩しつつも研究と治療に

情熱を傾けていく姿が視聴者の好感を呼び、7シーズン 全171話のロングランとなった。


また、日本短波放送で本作の原語版(英語)が同時放送されるという試みが話題になった。



外科医ギャノン(Medical Center)(制作)CBS(アメリカ)(放映)TX

(配役)ジョー・ギャノン(チャド・エヴェレット)(声:仲村秀生)

ポール・ロックナー(ジェームズ・デイリー)(声:大木民夫)

チェンバーズ(ジェーン・ミードウズ)ウィルコックス(オードリー・トッター)

ノラ(バーバラ・ラッシュ)ダン・コールドウェル(ジョン・マクマーティン)


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