俺がハマーだ! 1987年(昭和62年) ドラマ傑作選
サンフランシスコ市長の娘が、過激派に誘拐されるという事件が発生。
困った市長がふとテレビを見ると、はみ出し刑事のハマーが出ている。
スーパーで強盗犯を射殺したハマーがマスコミのインタビューに答えている。
「犯人がショットガンを振り回してたんで、俺がマグナムでぶっ殺したんだ。
それから酒を買って家に帰ったのさ」と説明するハマー。
「本当にそこまでする必要があったんですか?」とリポーター。
すると「当然さ、家に酒が無かったからな」とトンチンカンなハマー。
「ハマーとはどういう男だ?」市長は警察の本部長にたずねる。
「バカです」間髪入れずに本部長が答える。
いきなりそんな評価を受けながらも、市長はハマーを気に入るのだった。
「ランボーみたいで、なかなかかっこいいじゃないか」
(第一話 バズーカ小脇に救出作戦!! Under The Gun)
サンフランシスコ市警の型破りな暴走刑事、スレッジ・ハマーが、女性刑事ドリーと
警察署長エドモンドの協力を得て事件を解決していく刑事コメディ。
主人公の刑事ハマーは軍歌をこよなく愛し、火薬・兵器・銃器が三度のメシよりも好き。
ちなみに愛用銃は、亡き父のかたみである 44マグナムのステンレスフィニッシュ。
なんと、この銃を「マギーちゃん」と名付け、夜一緒に寝ているらしい。
なお、番組のオープニングにある「動くなよ、タマがはずれるから」という名セリフは
日本語版のオリジナルだ。
俺がハマーだ!(Sledge Hammer!)(制作)ABC(アメリカ)(放映)TX
(配役)スレッジ・ハマー(デヴィッド・ラッシュ)(声:羽佐間道夫)
ドリーー(アン=マリー・マーティン)(声:小宮和枝)エドモンド(ハリソン・ペイジ)(声:内海賢二)