忍者ハットリくん+忍者怪獣ジッポウ 1967年(昭和42年) ドラマ傑作選
伊賀の山奥の忍者学校を卒業し、街に武者修行へやってきたハットリくん。
ひょんなことから知り合った少年・フジ夫の家に居候することに。
ところが街の習慣を知らず、次々と珍騒動を巻き起こしてしまう。
ハットリくんは、何とも言えないトボケたお面をかぶっている。
当時、夏祭りとかの夜店でハットリくんのお面は必ず売っていた。
子供たちは、ハットリくんになりきって原っぱを走り回っていたものだ。
ところでハットリくんは、走るときに「ニンニン」、しのび足の時も「抜き足差し足」と口ずさむ。
それじゃ敵に見つかってしまうのでは? まだまだ修行が足りないようでござる。
なおフジ夫のお姉さん役で、当時15歳の松坂慶子が出演しているのは、特撮ファンには有名な話。
また脚本は「服部半蔵」となっているが、その正体は、直木賞作家の井上ひさしである。
(制作)テレビ朝日(NET)東映(原作)藤子不二雄(脚本)服部半蔵
(配役)ハットリくん(熊倉一雄)富士野フジ夫(江原一哉)富士野たかね(松坂慶子)
ジッポウ君(丸山裕子)パパ(市村俊幸)ママ(関千恵子)