ハイウェイ・パトロール 1956年(昭和31年) ドラマ傑作選
ハイウェイ・パトロール隊長・ダン・マシューズのもとへ、
路上の車の中から遺体が発見されたとの通報があった。
被害者は、ゆすりをやっているヴィンス・ガロウという男で
車は、行方不明になっている新聞記者が所有する車だった。
その新聞記者は、汚職を暴露するためにある代議士を追っていた。
マシューズは、ガロウは、その記者から何らかの情報を得たために
殺害されたのではないかと考えた。
カリフォルニア州警察の協力を得て、ハイウェイ警備にあたる機動警察隊の活躍を描いたドラマ。
パトカーやヘリコプターを駆使して犯人を追い詰めるスピード感とスリリングな展開が人気だった。
老練で人間味あふれる機動警察隊のダン・マシューズ隊長の魅力もポイントとなった。
また、ドラマの中で取り上げられた事件は、実話に基づくものが多く、本作の構成は、
翌1957年、日本で公開された「ダイヤル110番」に大きな影響を与えた。
ハイウェイ・パトロール(Highway Patrol)(制作)Zib TV(アメリカ)(放映)NHK
ダン・マシューズ隊長(ブロデリック・クロフォード)(声:笠間雪雄)
ウィリアムス(ウィリアム・ボイエット)(声:城山堅)(吹替は、1960年9月から NET)
ウォルターズ軍曹(スチュワート・ホワイトマン)ラルフ・ニル(ロバート・フォレスト)
ナレーター(アート・ギルモア)