ひょっこりひょうたん島 1964年(昭和39年) ドラマ傑作選
1964年4月、サンデー先生と5人の小学生がひょうたん島にピクニックへ。
だが、ひょうたん火山が大爆発。
島は本土から切り離され、一行を乗せたまま漂流を始めた。
そこへ、空から人が降ってくる。
火山の爆発をきっかけに漂流したひょうたん島の住人が大騒ぎに巻き込まれる人形劇。。
島には大統領のドン・ガバチョ、海賊トラひげ、殺し屋ダンディー、金髪のサンデー先生、
天才少年の博士など、魅力あふれるキャラクターがいっぱい住んでいた。
ひょうたん島に取り残されたこれらの人々は、航海の途中で力を合わせ、徐々にユートピア
のような独立国家を作っていくという「愛と勇気」がテーマだった。
番組は5年間、224回放送された。子供の視点から社会を衝き、既成の権威を崩すという
批判精神が、番組の底に流れていたので、大人にも高い評価を受けた。
(制作)NHK(原作・脚本)井上ひさし
(配役)ドン・ガバチョ(藤村有弘)トラヒゲ(熊倉一雄)ダンプ(伊藤牧子)テケ(増山江威子)チャッピ(江美京子)
ダンディ(小林恭治)サンデー先生(楠トシエ)博士(中山千夏)リトル・キッド(藤田淑子)ライオン(滝口順平)マリー(松島トモ子)