北国から来た女   1979年(昭和54年)       ドラマ傑作選

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宮川あづさ(山口百恵)は、友人の照子(田中世津子)を頼って、東北の八戸から上京、

ラーメン屋・東方軒の店員として働いている。


ある日、店の中で三万五千円が紛失し、あづさが責任をとらなくてはならなくなったが、

客の青年・佐々木(佐藤仁哉)が、お金を立て替えてくれた。


そんなあづさが、近くに住む宗方夫人(乙羽信子)に望まれて、宗方家にお手伝いとして

住み込むことになった。




この家にときどきやって来る山本伊勢(中島久之)という青年とある日、一緒に銀座の

喫茶店にいると、あの時の青年・佐々木が、二人の前に現れる…。



この年、三浦友和との交際宣言をした山口百恵。

20歳になった彼女は、ほとんどの曲をヒットさせ、なおかついい味を出している。

昨年は、史上最年少で紅白のトリをつとめ、まさに絶頂期を迎えているといえる。


本作では、両親を亡くし、故郷を捨てて上京した娘を演じているが、こういった

薄幸のヒロインは百恵チャンお得意の役どころ。明るい笑顔の中に、どこか暗い

影を宿した少女を繊細に演じて、視聴者を大いに魅了した。



(制作)フジテレビ(脚本)平岩弓枝

(配役)宮川あづさ(山口百恵)大田照子(田中世津子)東方軒店主(小鹿番)東方軒女将(野村昭子)

佐々木(佐藤仁哉)宗方幸子(乙羽信子)宗方兵衛(中村翫右衛門)山本伊勢(中島久之)


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