金曜日の妻たちへIII 恋におちて 1985年(昭和60年) ドラマ傑作選
圭一郎(古谷一行)の前に、数年来、行方知れずになっていた桐子(いしだあゆみ)が現れる。
桐子は、圭一郎の妻・彩子(篠ひろ子)と女学生の頃からの親友同士。
そして、圭一郎は彩子と結婚する前、桐子と同棲していて結婚寸前だった。
だが、圭一郎の海外赴任がきっかけで別れたのだった。
しかも、桐子は離婚していて、現在は独身。
圭一郎は、かつて桐子に抱いていた熱い思いが蘇ってくるのを感じていた…。
「金曜日の妻たちへ」は、都会に住む団塊の世代の夫婦を描いたホームドラマ。
登場人物は、年齢が30代から40代前半の既婚男女らであり、生活程度は「中の上」で、
東京郊外の新興住宅地に暮らしている。
彼らはしばしば互いの家を夫婦で訪問し合ったり、一緒に近くのレストランに出かける。
だが、一見平和で優雅に見える彼ら夫婦にも、やがて浮気、妻の自立で波風が立ち始める。
舞台になった東急田園都市線沿線の新興住宅街でのおしゃれな暮らしぶりが「金妻タウン」と話題となった。
また、小林明子が歌う主題歌「恋におちて〜Fall in love〜」も大ヒットした。
(制作)TBS、木下プロ(脚本)鎌田敏夫
(配役)秋山圭一郎(古谷一行)秋山彩子(篠ひろ子)岡田桐子(いしだあゆみ)山下由子(小川知子)藤森順一(奥田瑛二)
遠藤法子(森山良子)山下宏治(板東英二)秋山ふみ(戸川暁子)千秋(浅丘南)山下有紀(牧野愛砂)遠藤智子(小沢みゆき)
遠藤武(金杉太郎)秋山香(高橋久美子)遠藤啓司(長塚京三)井原弥生(原真祐美)木村(神林哲哉)山下稔(岩沢正益)
恋におちて