宇宙家族ロビンソン 1966年(昭和41年) ドラマ傑作選
1965年に CBS で放映されたTVシリーズで、日本では翌年(1966年) TBS が放映した。
原題は、Lost in Space(宇宙の迷子)
アルファ・ケンタウリの惑星に移民するはずのロビンソン一家が、宇宙船の重量オーバーで
コースを外れて想定外の惑星に不時着するストーリー。
ロボットの名が「フライデー」など、ロビンソン・クルーソーの宇宙版を狙いとしていた。
宇宙を舞台にしているが、基本的には着陸したひとつの惑星が舞台になることが多く、
毎週入れかわり立ちかわり怪物や怪宇宙人が襲ってくる。
当初ゲストとして登場し、すぐに死ぬはずだったドクター・スミスの人気が高まり、
やがてレギュラーになってしまった。
ドクターとロボットのフライデーとの掛け合いが評判で、ドクター役の吹き替え、
熊倉一雄の絶妙な口調が人気を博した。
ロボットのフライデーは、銀河系宇宙のデータをインプットされた惑星探索ロボット。
あらかじめ危険を察知すると「危険!危険!」とアナウンスして警告してくれるのだが、
実際のピンチには「緊急地震速報」と同じく、あまり役に立たないようだ。
宇宙家族ロビンソン(Lost in Space)(制作)CBS(アメリカ)(放映)TBS
(配役)ジョン・ロビンソン(ガイ・ウィリアムズ)(声:金内吉男)
モーリン(ジューン・ロックハート)(声:香椎くに子)ジュディ(マータ・クリステン)(声:武藤礼子)
ペニー(アンジェラ・カートライト)(声:松島みのり)ウィル(ビリー・ムーミー)(声:山本嘉子)
ウエスト少佐(マーク・ゴダード)(声:市川治)ドクター・スミス(ジョナサン・ハリス)(声:熊倉一雄)
フライデー(ディック・トゥフェルド)(声:塩見竜介)ナレーター(納谷悟朗)