まぼろし探偵 1959年(昭和34年) ドラマ傑作選
悪の怪人やギャング団らが横行する東京。
そこに黒い仮面と赤い帽子、黄色いマフラーの少年探偵が
バイクでさっそうと現れ、二丁拳銃で大活躍。
その正体は、日の丸新聞の少年記者・富士進なのだが、
警視庁の警部である父親も、そのことを知らない――。
桑田次郎が月刊誌「少年画報」に連載(1957年〜1961年)していた同名漫画が原作。
主人公の少年・富士進は、事件が起きると「まぼろし探偵」に変身し、見事にこれを解決する。
彼のガールフレンドとして、デビュー間もない吉永小百合が出演していた。
映画化もされ好評を博したこともあって、子供たちの間でまぼろし探偵ごっこが流行った。
(制作)KRテレビ(原作)桑田次郎(脚本)柳川創造
(主題歌)上高田少年合唱団「まぼろし探偵の歌」(作詩:照井範夫、作曲:渡辺浦人)
(配役)まぼろし探偵/富士進(加藤弘)富士警部(大平透)富士松子(利根はる恵)富士典子(渡辺典子)
吉野博士(カワベキミオ)吉野さくら(吉永小百合)山火編集長(大宮敏)みち子(藤田弓子)黒星十郎(花咲一平)