見合いの不始末   1993年(平成5年)       ドラマ傑作選

直線上に配置


     



紀子(国生さゆり)はバリバリのキャリアウーマン。

先日見合いをしたのだが、見合いのルールを破ってしまった。

仲人を通さず、直接見合い相手の親に断わりの電話を入れたのだ。

その夜、見合い相手の服部(段田安則)が紀子宅を訪問。

もう一度、紀子と話をしたいという。




見合いして断ったところ、相手は断られた本当の理由を知りたいと言う。


見合いをして断る場合は、仲人を通して断り、断られたら理由は深く追及しない
ことが基本的なルールとされている。

するとこの場合、女性も男性も双方、見合いのルールを破っていることになる。


ドラマの中で、見合いで断られたことに納得がいかない服部は、どういった点が
不満だったのかを紀子に尋ねる。

だが紀子は、不満などなく、むしろ服部は素敵な男性だと答えるのだった。



紀子を演じた国生さゆり(27歳)は、社会現象にまでなった「おニャン子クラブ」の
リーダー的存在として、1985年の結成以来、グループを支えて来た。


1987年にグループを卒業、以後は女優業に専念し、テレビドラマを中心に活躍。
服部を演じた段田安則(36歳)とは、1990年の大河ドラマ「翔ぶが如く」でも共演している。



(制作)MBS(毎日放送)東宝芸能、デスティニー、東通企画(脚本)長谷川隆

(主題歌)伊勢正三「ほんの短い夏」(作詞作曲:伊勢正三)

(配役)間宮紀子(国生さゆり)服部昌(段田安則)


直線上に配置