もしも願いが叶うなら   1994年(平成6年)       ドラマ傑作選

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天涯孤独のウエイトレス、毛利未来(中山美穂)は、大実業家の息子、井上健(うじきつよし)と

婚約して幸せの絶頂に。

ところが、そのとたん、幼い頃生き別れになったという兄三人が出現、未来が先に入居した

新居に押しかけてくる。


長兄(浜田雅功)は、お調子者で金にだらしなく、次兄(浜崎貴司)は、シャイで不器用な性格、

三番目(岡田浩暉)は、とにかく女癖が悪い。

婚約者に知られないうちに追い出そうとする未来と、居座りたい兄たちとの攻防が続くが、

ついに三人と婚約者が鉢合せをしてしまう。





青年実業家と幸せな結婚生活を送るはずだったヒロインが、できの悪い三人の兄に振り回される話。


できの悪い三人は、漫才出身の浜田、ミュージシャンの浜崎、岡田という異色のキャスティングだが、

それぞれ持ち味を発揮して爆笑必至のドタバタ・コメディとなった。


お調子者の長兄役を演じた浜田は、昨年同系列で放送された「十年愛」での演技を買われての起用という。

ヒロインの中山とは初共演だが、二人は劇中で息のあった軽妙な掛け合いを繰り広げている。



(制作)TBS(脚本)遊川和彦

(主題歌)中山美穂「ただ泣きたくなるの」(作詞:中山美穂、作曲:岩本正樹)

(配役)毛利未来(中山美穂)毛利虎男(浜田雅功)毛利竜次(浜崎貴司)毛利鷹志(岡田浩暉)
大島香久子(渡辺満里奈)井上健(うじきつよし)井上真知(白川由美)片桐朝子(久本雅美)


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