ミスター・エド 1962年(昭和37年) ドラマ傑作選
新婚のウィルバー夫妻は、郊外の広い家を安く買って引っ越した。
すると、前の家主が裏庭の納屋に馬を置いていったことに気づく。
妻のキャロルは、その馬を売ろうと勧めたが、夫のウィルバーが、
ぜひ飼いたいと言ったので、エドと名づけ、飼育することになった。
ある日、ウィルバーが納屋にいると、突然エドに話しかけられる。
なんとエドは、人間の言葉を話せる天才馬だったのだ。
本作は、栗毛馬のエドと飼い主が喋ると言う設定のコメディードラマ。
ところがエドは、なぜか飼い主ウィルバーにしか絶対喋らず、それでしょっちゅう
「馬が喋るわけがない」と周りの人たちから、変人扱いされてしまうのだった。
そんな飼い主の困った顔を楽しむエドのジョークたっぷりのお喋りが面白かった。
また「馬がしゃべる そんな馬鹿な〜」というセリフで始まる主題歌も話題になった。
歌っていたのは、当時子供向け番組の声優として活躍していた黒柳徹子女史だった。
ミスター・エド(Mister Ed)(制作)CBS(アメリカ)(放映)フジテレビ
(主題歌)黒柳徹子/三遊亭金馬「ミスター・エド」(作詞・作曲:三木鶏郎)
(配役)エド(アラン・レーン)(声:三遊亭小金馬)ウィルバー・ポスト(アラン・ヤング)(声:柳沢真一)
キャロル・ポスト(コニー・ハインズ)(声:杉田郁子)ケイ・アディソン(エドナ・スキナー)(声:水城蘭子)
ロジャー・アディソン(ラリー・キーティング)(声:塩見竜介)