オー!マイ・ボス!恋は別冊で   2021年(令和3年)       ドラマ傑作選

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鈴木奈未(上白石萌音)は、大手出版社・音羽堂に採用されたばかりの女子新入社員。

仕事も恋愛もほどほどに、人並みで普通の幸せを手にしたい、というイマドキの女子だ。


しかし配属されたのはファッション雑誌編集部の雑用係。

そこで出会ったのは、女性編集長の宝来麗子(菜々緒)。


彼女はまさに「バリキャリ」であり、超敏腕で冷徹な鬼上司だった。

麗子は生半可な気持ちで働く奈未に対して冷たく当たる。


「なんで私がこんな目に! ?」人並みが一番と思っていた奈未は、ため息をつくのだった。





ファッション雑誌の編集部を舞台に、主人公・鈴木奈未が、鬼上司の下で奮闘する成長物語。


主人公・鈴木奈未は「普通が一番」がモットーの平凡な女の子。
たまたま見つけた大手出版社の管理課の募集を見つけて入社する。


だが、手違いで配属されたファッション雑誌編集部で、鬼編集長・宝来麗子の部下となる。
生半可な気持ちをすぐに見破られた奈未の前には、地獄のような指導攻撃が待ち受けていた。


まず何と言っても、新入社員である奈未の仕事のキャリアは、ほとんどないも同然だ。
だから編集といっても、アルバイトレベルの仕事しかさせてもらえないのは当然の事だった。


上司の麗子が、奈未に厳しく接するのは、仕事に対する高い「プロ意識」から来ているのだ。
そんな上司の姿勢を間近で見ているうちに、奈未は少しずつ社会人として成長を遂げていく。


ひょんなことから出会った上司の弟・潤之介との恋模様も織り交ぜながら、物語は展開される。
仕事に恋に懸命に立ち向かい、健気に奮闘する、そんな主人公・奈未の姿が視聴者の心を掴んだ。



また本作は「雑誌の裏表紙とは何か」などをテロップを使って説明する「仕事ドラマ」の顔もある。

ファッション雑誌の編集は、パンフレットからチラシ広告まで、幅広い仕事をこなさなければならず、
かなりのハードワークであり、それこそ、オンオフの切り替えのない世界だ。


雑誌編集部の華やかな面だけではない、そんなリアルな裏側も見どころのひとつとなっている。
   

 
(制作)TBS(脚本)田辺茂範

(配役)鈴木奈未(上白石萌音)宝来麗子(菜々緒)宝来潤之介(玉森裕太)宇賀神慎一(ユースケ・サンタマリア)
半田進(なだぎ武)中沢涼太(間宮祥太朗)日置健也(犬飼貴丈)高橋麻美(高橋メアリージュン)蓮見理緒(倉科カナ)

香織(高橋ひとみ)和泉遥(久保田紗友)尾芦一太(亜生)和田和美(秋山ゆずき)加賀栞(太田夢莉)松下由衣(吉田沙世)
鈴木義郎(橋爪淳)鈴木真未(宮崎美子)鈴木多未(山之内すず)



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