オオアレチノギク(大荒地野菊)


7月から10月頃、道端、空き地などで生育するキク科の多年草。

草丈が 2m近くまで育つのに、ノギクはないだろうと思ったりする。


似たような植物に、ちょっと小ぶりのアレチノギク(荒地野菊)がある。

明治時代に、南米からきた植物で、一時は全国各地に繁殖していたという。


ところが、後からやってきたオオアレチノギクに追い出されてしまった。

駆逐されたアレチノギクは、都市部の道路際などでひっそりと生きている。

植物の世界にも栄枯盛衰はあるということだ。