大江戸捜査網   1970年(昭和45年)       ドラマ傑作選

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遊び人の珊次郎(杉良太郎)は、元盗賊だったが、今では足を洗い、お上のために

隠密同心として働いている。同心の仲間内からは「十文字小弥太」と呼ばれている。


ある時、珊次郎のもとに結び文が届く。それは隠密同心に向けた集合の合図だった。

早速、相棒の浪人、井坂十蔵(瑳川哲朗)と共に、集合場所の料亭に向かう。


料亭で彼らを待っていたのは、隠密同心の総元締め・内藤勘解由(中村竹弥)だった。

聞けば昨日、江戸城の御金蔵が破られ、財宝が奪われたという。


隠密同心たちへの指令は、御金蔵破りをした輩と、その関係者を探ることであった。




十一代将軍、徳川家斉の時代を背景に、秘密任務につく隠密同心の活躍を描く痛快娯楽時代劇。


身分は同心でも、普段は町人や芸者、浪人などに身をやつして生活しており、命令伝達は、

結び文などで極秘に行われる。

いったん密命を受ければ、身を挺して江戸の街に巣くう悪を見つけ、退治していく。


最初期の主人公は、十文字小弥太(杉良太郎)、131話(1974年)からは、伝法寺隼人

(里見浩太朗)、第410話(1979年)からは、左文字右京(松方弘樹)となっている。


なお、第105話(1973年9月22日)からは、クライマックス・シーンで「死して屍拾う者なし」

というナレーションが流れるようになった。


隠密が主人公のストーリーのため、ハードボイルドな雰囲気も当然あるのだが、それよりも

人気が集中したのは、華やかなコスプレであった。


悪の本拠地に乗り込む時の彼らは、歌舞伎よろしく衣装の早変わりさえしてのける。

そして、チーム内の女性陣は、芸者姿などであでやかにお色気も担当。

このツボを押さえた作りが本作の魅力であった。




(制作)テレ東、日活(脚本)星川清司、大工原正泰

(主題歌)杉良太郎「江戸の夜明け」(作詞:川内康範、作曲:曽根幸明)


(配役)十文字小弥太(杉良太郎)井坂十蔵(瑳川哲朗)内藤勘解由(中村竹弥)

芸者小波(梶芽衣子)山猫お七(岡田可愛)おとら(悠木千帆)



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大江戸捜査網 配役一覧
第1シリーズ(1970年10月3日−1971年9月25日)1話−52話(52回)
(十文字小弥太) (井坂十蔵) (内藤勘解由) (芸者 小波) (山猫お七)
杉良太郎 瑳川哲朗 中村竹弥 梶芽衣子 岡田可愛
第2シリーズ(1972年3月25日−1973年3月17日)53話−104話(52回)
(十文字小弥太) (井坂十蔵) (内藤勘解由) (芸者 小波) (山猫お七)
杉良太郎 瑳川哲朗 中村竹弥 梶芽衣子 岡田可愛
第3シリーズ1(1973年9月22日−1974年3月16日)105話−130話(26回)
(十文字小弥太) (井坂十蔵) (内藤勘解由) (不知火のお吉) (夕霧)
杉良太郎 瑳川哲朗 中村竹弥 江崎英子 古城都
第3シリーズ2(1974年3月23日−1979年9月15日)131話−409話(279回)
(伝法寺隼人) (井坂十蔵) (内藤勘解由) (不知火のお吉) (くれないお蝶)
里見浩太朗 瑳川哲朗 中村竹弥 江崎英子 安田道代
第3シリーズ3(1979年9月22日−1984年3月31日)410話−640話(231回)
(左文字右京) (井坂十蔵) (藤堂対馬) (稲妻お竜) (流れ星おりん)
松方弘樹 瑳川哲朗 大山勝巳 土田早苗 かたせ梨乃