オレゴンから愛   1984年(昭和59年)       ドラマ傑作選

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両親を亡くした少年・明(石和摂)は、米オレゴン州の叔父夫婦(古谷一行、木の実ナナ)に引き取られる。

9歳の彼は、水泳を続けるために日本に残った姉・美奈子(宇沙美ゆかり)と離れ離れになってしまう。


異文化の中で、英語も話せない明は、戸惑いと苦労の連続だったが、オレゴンの雄大な自然と周囲の人々の

愛に包まれながら自分を見つめ、少しづつ成長を遂げていく。

やがて彼は、親代わりとして育ててくれる叔父叔母とオレゴンで生きていく決心をする。


交通事故で両親を失い、米国オレゴン州で農場を経営する叔父夫婦に引きとられた少年・明の成長を、

壮大なオレゴンの自然を背景に描いたドラマ。



丁寧な脚本(黒土三男)と、叔父夫婦役の古谷一行、木の実ナナら出演者の熱っぽい演技などが、

美しいオレゴンの自然と相まって、感動を呼んだ。


とりわけ、古谷が演じた武骨で不愛想な叔父・栄蔵の存在は、明に多大な影響を与えた。

アメリカの大地に根を張り、「どこででも生きていける人間になれ」を人生訓に、日本から来た

甥の明に強い父親像を示している。


制作に当たっては、米国商務省観光局、オレゴン州政府をはじめ、各方面の全面的な協力を得て、

日本人スタッフ、キャスト約100名を現地に投入、120日間に渡る長期ロケを敢行した。

翌1985年からは、スペシャル版となって五回放映され、フジテレビ夏の恒例企画となった。



(制作)フジテレビ(脚本)黒土三男

(主題歌)さだまさし「オレゴンから愛」(作詞作曲:さだまさし)

(配役)宮内栄蔵(古谷一行)宮内恭子(木の実ナナ)宮内武光(今福将雄)宮内光二(寺泉哲章)

原田明(石和摂)原田美奈子(宇沙美ゆかり)島津陽子(伊藤蘭)中条純一(小野武彦)


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