パパとなっちゃん   1991年(平成3年)       ドラマ傑作選

直線上に配置




夏実(小泉今日子)は、幼くして母を亡くし、父の五郎(田村正和)と祖母の三人暮らし。

友人が祝ってくれた二十歳の誕生パーティー。

夏美は片想いの男性が婚約したことを知り、失恋のショックで会場を飛び出し、雨の中を

すぶぬれになって帰宅した。

父の五郎は傷ついた娘に何もしてやれない自分にもどかしさを感じるのだった。



田村正和・小泉今日子共演で、娘の20歳の誕生日から25歳で嫁ぐ日までを、父と娘の関係に

凝縮させて描いたホームコメディー。


娘の一言に、娘のひとにらみに、娘の笑いに、娘の涙に、一喜一憂し、天に昇り、絶望の淵に

落とされる父親の親バカぶりを、実生活でも娘を持つ田村正和が熱演!



そのパパに溺愛される娘役に小泉今日子。若い祖母に白川由美、その祖母にこき使われる生協の梅田クンに

民放ドラマ初出演の浜田雅功が扮している。


いつも美女を手玉にとるプレーボーイの正和が、キョンキョンにはメロメロになるあたりが見どころ。

ラストシーンでは、ケンカをした二人が、仲直りのダンスを踊る。

世の父親たちの夢をそのまま投影した作品でもある。



(制作)TBS(脚本)山元清多

(主題歌)小泉今日子「あなたに会えてよかった」(作詞:小泉今日子、作曲:小林武史)

(配役)志村五郎(田村正和)志村夏実(小泉今日子)志村静江(五十嵐淳子)森脇まどか(白川由美)国枝伸(小林稔侍)

国枝美紀(山口いづみ)梅田大介(浜田雅功)小宮厚子(とよた真帆)杉本正(大江千里)平野聡(大鶴義丹)


直線上に配置