パパは独身 1976年(昭和51年) ドラマ傑作選

北川雄三(桜木健一)は、下村設計事務所に勤務する技師。
あるとき、数年前に妻を亡くし、男手ひとつで息子を育てていた兄が交通事故で急死してしまう。
ゆきかがかりで遺児の正一(西川和孝)を引き取ることになったのだが、
その正一は最初、なかなか雄三になつかなかった。
少年の正一を演じているのは「子連れ狼」の大五郎役だった西川和孝。
負けん気の向こう気の強い少年をうまくこなしている。
新しいパパの揃えた茶碗が気に入らないとたたき割ったり、父親が恋しくて家出したり。
このわんぱく坊主を相手に四苦八苦するのが、叔父・雄三役の桜木健一。
叔父といっても、まだ設計事務所に勤める独身サラリーマンだ。
ドラマはこの「独身パパ」の涙ぐましいばかりの子育て奮闘記を一話完結のエピソードで綴っている。
(制作)TBS、国際放映(脚本)布勢博一
(配役)北川雄三(桜木健一)北川正一(西川和孝)松田幸子(岡江久美子)松田大作(名古屋章)松田たまえ(河内桃子)
山岡きく(小林千登勢)山岡文治(太宰久雄)花井先生(石毛恭子)看護婦・かおる(岡田奈々)
