ぽんぽこ物語   1957年(昭和32年)       ドラマ傑作選

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ぽんぽこ山の森の中。

子ダヌキの兄妹、ぽん吉とぽん子は人間に生まれ変わる。

ぽん吉は生まれてすぐに捨てられ、善人の魚屋に育てられる。

ぽん子は白妙城のお姫様として優しく育つ。


十年たち、姫は兄に会いたくなった。

そこで姫はお伴を連れ江戸へ旅出つ。

行く手には山賊、人さらいなど、姫は数々の危機に見舞われる。

果たして兄妹は再会できるのか!?



本作は、子ダヌキが人間に生まれ変わって旅をする物語。

脚本は「月光仮面」の原作者として知られる川内康範氏が手掛けた。


当時の少女スター小鳩くるみが、かわいくて強い妹キャラを演じている。

少年マガジンの表紙モデルだった栗原真一少年の美形ぶりも見ものだ。


次から次にやってくる悪者たちにタヌキの秘術で立ち向かい、謎の仮面の

助っ人も登場するはらはらどきどきの楽しい冒険時代劇となっている。



(制作)KRテレビ、東京テレビ映画(原作)宮崎博史(脚本)川内康範

(配役)ぽん子/初夢姫(小鳩くるみ)ぽん吉/松木源之助(栗原真一)鶴のおばさん(若水ヤエ子)

黒野八回(里井茂)土佐精助(久野四郎)魚徳(大塚周夫)弓矢折太郎(根元嘉也)


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