軽音楽  (Pops)


軽音楽は、誰でも 「気軽に楽しめる音楽 」 として文字通り大衆 (Pop) の関心を一身に集めています。

初めのうちは、クラシック音楽やシャンソン、カンツォーネといった歌曲をアレンジした作品、またはそれらを演奏する楽団そのものを示す言葉でしたが、
音楽スタイルが多様化し、ジャンルが細分化されるようになってからは、ワンヒットで大衆をつかむ口あたりのよいサウンドそのものを指すようになっています。

ただあくまでも言葉の本質的な意味は、「マジョリティに受け入れられるもの」 にあります。

それでは、世界のポップス・シーンの中で、ひときわ輝きを放つアーティストたちをご紹介しましょう。



 (アーティスト)    (プロフィール)    (主要作品)
 
ヘンリー・マンシーニ
Henry Mancini 1924-1994
 
アメリカの作曲家、編曲家。
映画音楽界の巨匠として数々の映画、ドラマのテーマ音楽を手掛ける。
1959年、グラミー賞の第一回アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。

温厚な人柄で知られ、ヘップバーンら数多くの友人に慕われた。
人望も厚く、幾つかの大学で名誉博士号を受け後進の育成にもあたった。
 
ティファニーで朝食を  Breakfast at Tiffany's
ムーン・リバー Moon River
酒とバラの日々 Days of Wine and Roses
シャレード Charade
ピンクパンサー The Pink Panther
暗くなるまで待って  Wait Until Dark
ひまわり  I Girasoli
         
 
レイモン・ルフェーブル
Raymond Lefevre 1929-2008
 
フランスの作曲家、編曲家、ピアニスト。
1973年、「サンレモ音楽祭」 に指揮者として出演し、高い評価を得る。

レコードでは1958年に 「雨の降る日」、1968年には 「ばら色の心」、「ラ・ラ・ラ」 が相次いで全米ヒットチャートにランクインし、注目を集める。

日本では1969年の 「シバの女王」 がロングヒットとなり知名度が一気に上昇。
イージー・リスニング全盛期を迎える立役者の一人となった。
 
シバの女王 La Reine De Saba
恋に祈りを Comme J'ai Toujours Envie D'Aimer
コンドルは飛んで行く El Condor Pasa
ミスター・サマータイム Une Belle Histoire
夜間飛行 Night Flight L’ile Bleu
雨の降る日 Le Jour Ou La Pluie Viendra
ばら色の心 Ame Caline
ラ・ラ・ラ  La La La
         
 
パーシー・フェイス
Percy Faith 1908-1976
 
アメリカの作曲家、編曲家、音楽プロデューサー。カナダトロント生まれ
代表曲 「夏の日の恋」 は、映画 「避暑地の出来事」 のテーマ・ソング。

この曲はムード音楽と当時流行っていたロックンロールを上手く見事に融合させたのが功を奏し、1960年に9週連続全米ヒットチャートの1位を記録、同年のグラミー賞を受賞した。
 
夏の日の恋 Summer Place
シンシアのワルツ A Waltz for Cynthia
タラのテーマ Tara's Theme
デリカード Delicado
ムーラン・ルージュの歌 The Song From Moulin Rouge

      夏の日の恋

  1961年 グラミー賞受賞作品
         
 
アルフレッド・ハウゼ
Alfred Hause 1921-2005
 
ドイツのヴァイオリニスト、作曲家、コンチネンタル・タンゴ演奏家。
10 歳でヴァイオリンをマスター、ワイマール音楽院に学ぶ。
1938年、ベルリンの人気バンド、オットー・ドブリント楽団の一員となる。

その後いくつかの楽団を転々とした後の1942年、自分の楽団をスタート。
以後、コンチネンタル・タンゴを中心に演奏活動を継続した。
1954年初来日。以後日本公演は20回を越える。

 
 
碧空 Brauer Himmel あおぞら
ジェラシー Jalousie
バンドネオンの嘆き  Quejas de bandoneon
小さな喫茶店  In einer kleinen Konditorei
奥様お手をどうぞ Ich Kusse Ihre Hand, Madam
夢のタンゴ Tango Du Reve
バラのタンゴ Tango Of Roses
カミニート Caminito
ジプシーの嘆き Lamento Gitano
         
 
ポール・モーリア
Paul Mauriat 1925-2006
 
フランスの作曲家、編曲家、ピアニスト。
日本ではラブ・サウンドの王様と呼ばれ、イージーリスニング界の第一人者として有名。
親日家としても知られ、1976年に国内11都市の印象を綴ったオリジナルアルバム 「ポール・モーリア/ラブ・サウンズ・ジャーニー」 を発表。

1979年には、ジャケットデザインに森英恵を起用したアルバム 「愛のメッセージ/ポール・モーリア」 を制作するほか、池田満寿夫監督の日伊合作映画 「窓からローマが見える」 の音楽を担当した。
 
恋はみずいろ  L'amour Est Bleu Love Is Blue
蒼いノクターン Nocturne
エーゲ海の真珠  Penelope L'eternel Retour
オリーブの首飾り  El Bimbo
薔薇色のメヌエット Minuetto
そよ風のメヌエット  Petite Melodie
星空のプロムナード  Pulstar
渚のプレリュード Prelude
愛のカフェテラス  Hot On The Scent Ai No Cafe Terrase
涙のトッカータ Toccata