プロポーズ記念日   1994年(平成6年)       ドラマ傑作選

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美代子(斉藤慶子)と哲夫(渡辺いっけい)は、子供のいない共働き夫婦だ。

ある晩帰宅した哲夫は、台所の食器だなの引出しから真っ白の離婚届を見つける。


その直後、酒に酔った妻の美代子が、会社のハンサムな部下に送られて帰ってきた。

この離婚届はどういう意味だ、などと問いただすこともできず悶々とする哲夫。


結婚記念日に二人の思い出の店でデートをすれば、と妹夫婦が哲夫に勧める。

早速美代子を誘い出すが、忘れっぽい哲夫は「思い出の店」の場所を勘違いし、

彼女を大幅に待たせてしまうのだった。



妻にいつ離婚を切り出されるか、不安な日々を過ごす小心者の夫の悲哀を描く。


結婚して七年目、子供のいない共働き夫婦を主人公に、妻が隠していた離婚届の用紙を
見つけてしまった夫の戸惑いと混乱を、渡辺いっけいがコミカルに演じている。


渡辺いっけいは、こうした情けない、腑抜けな中年男を演じさせるとサマになる役者だ。
だが彼は、二枚目から三枚目、善人から悪役まで幅広くこなせる絶品の俳優でもある。


1992年、NHK朝ドラ「ひらり」では、ヒロインのひらり(石田ひかり)が、ほのかな恋心
を寄せる医師・安藤竜太を演じて、お茶の間の好評を博している。



(制作)MBS(毎日放送)メディアミックス・ジャパン(脚本)野依美幸

(配役)美代子(斉藤慶子)哲夫(渡辺いっけい)哲夫の妹(国舞亜矢)
その夫(阿部サダヲ)店の客(河合奈保子)


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