瑠璃色ゼネレーション   1984年(昭和59年)       ドラマ傑作選

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深町良(風間杜夫)は、日本エレクトロニクス事業部に勤務するサラリーマン。

会社にとっては、期待の人材の一人であるが、今ひとつ仕事に乗り切れていない。


妻のさえ子(田中好子)は、良と結婚して七年目を迎えたばかり。

夫婦仲は悪くはないのだが、いささか倦怠気味。

良はめったに夜の生活にも応じてくれず、さえ子はなんとなく欲求不満だ。


折しも、良の同僚の井原(桂文珍)が、妻のよしえ(高田みづえ)に離婚を迫られて弱っていた。




よしえは、酒と釣りとパチンコしか趣味のない夫に絶望し、外で仕事をするのだと息子を連れて

家を飛び出してしまったのだ。


そんな同僚の動向に、鬱屈した思いを抱いて、ライブハウスで一人、ジャズを聴きながら、

グラスをあおる良を、会社の若いOL・理代子(手塚理美)が見ていた。


ある日、理代子は、残業中の良に「好きです」と衝撃の告白。

やがて二人は、デートを重ねるようになった…。



原作は、週刊誌「ビッグコミックスピリッツ」に連載中の柳沢きみおによる同名漫画作品。


30代に入り、結婚七年目の倦怠期を迎えた夫婦のすれ違いや葛藤を描いて、夫婦とは、

家庭とは、ひいては人間の自立とは、等を改めて考え直していく、コミカルで、

ちょっぴり辛口のアダルト青春ドラマ。


主演は、今一番セクシーな男と言われる風間杜夫。ドラマでは妻に対して無関心な夫を演じているが、

インタビューでは、「スーちゃんはカワイイ奥さんなのに、こんなダンナの態度はけしからん」

などと、自分の役柄に憤慨しているようだ。


一方、ドラマ初体験にして、女房に逃げられたアル中男を演じた桂文珍。

本人は、マジメに演じているつもりだが、マネージャーからは「地でやっていたね」と言われ、

「めちゃくちゃショックやねん」とボヤいている。



(制作)NTV、東宝(原作)柳沢きみお(脚本)丸山昇一

(主題歌)中森明菜「少しだけスキャンダル」(作詞作曲:翔)

(配役)深町良(風間杜夫)深町さえ子(田中好子)井原政彦(桂文珍)井原よしえ(高田みづえ)

横田理代子(手塚理美)菊地忠(柴田恭兵)伊崎健吉(米倉斉加年)梨田圭一(前田吟)


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