サラリーマン金太郎 1999年(平成11年) ドラマ傑作選
金太郎(高橋克典)はある日、ひとりの老人(津川雅彦)を助ける。
その老人は、磯釣りの岩場で、足を骨折して動けなくなっていたのだ。
お礼がしたいと、老人は名刺を差し出した。
老人の正体は、ヤマト建設の会長・大和龍之介だった。
一度サラリーマンをやってみたいと思っていた金太郎は、
大和の一存で入社が決まった。
だが、入社したヤマト建設は、官僚から天下りしてきた横暴な
大島社長(森山周一郎)の命令が絶対というワンマン会社だった。
ある日、金太郎は、飲み会で、同僚たちからヤマト建設の現状を聞いていた。
そこで絡んできたヤクザを相手に大立ち回りを演じてしまう。
翌日、そのヤクザ達が組長を連れて会社に乗り込んでくる。
幸い、その組長が、以前の金太郎の族の後輩だったため、一応事は収まった。
が、この不祥事を幸いにと、大島社長は金太郎を首にしようとするのだが…。
本作は、本宮ひろ志の人気漫画(集英社)が原作。
元暴走族の矢島金太郎が、サラリーマンとなり、型破りな行動力で困難に立ち向かう。
好評につきシリーズ化もされたほか、劇場映画化も実現した。
(制作)TBS(原作)本宮ひろ志(脚本)中園健司
(配役)矢島金太郎(高橋克典)大和龍之介(津川雅彦)大島源造(森山周一郎)黒川優作(秋野太作)
矢島竜太(島田智之介)中村真澄(羽田美智子)中村加代(野際陽子)矢島明美/相原瞳(水野美紀)
鷹司誠士(保坂尚輝)桜井京子(青田典子)小林一枝(畑野浩子)