警視庁・捜査一課長   2012年(平成24年)       ドラマ傑作選

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大岩純一(内藤剛志)は、警視庁の精鋭刑事を統率する捜査一課長。

都内で発生した4件の放火事件の解決が急がれていたある日、

墨田区内のアパートで主婦が殺害される事件が起きた。


室内に荒らされた形跡はなく、夫が夜勤中の惨劇だった。

大岩は、被害者が入念に化粧をしていたとの報告を受ける。


被害者はその日、どこに出かけ、誰と会っていたのか。 

大岩は、その特定こそが、犯人逮捕のカギになるとにらむが…。





ヒラ刑事からはい上がった叩き上げの捜査一課長・大岩と捜査員たちの熱き奮闘を描く。


物語は、大岩が事件を知らせる電話を受けて「なに?」と驚くところから始まる。

その後、事件現場に臨場し、捜査会議で捜査員に訓示し「必ずホシ(犯人)を挙げる!」
という決めぜりふで鼓舞する。

モノモノしい大げさな捜査会議と決めぜりふは、ドラマのお約束のシーンとなっている。


また部下の「大福」こと平井真琴(斉藤由貴)とのコミカルな会話のやりとり、さらに
妻・小春(床嶋佳子)と愛猫・ビビとのたわいのない日常シーンもお決まりとなっている。


一課長・大岩を演じた内藤剛志は、1980年(昭和55年)のデビューから長い下積み時代を経て、
主演俳優に上り詰めるという、一課長の生き様を地で行く「叩き上げ」の役者である。

本作では、厳しさと優しさを併せ持つ、頼れる理想の上司「捜査一課長」を大熱演している。



(制作)テレビ朝日、東映(脚本)石原武龍、小沢俊介

(主題歌)熊木杏里「今日になるから」(エンディングテーマ)

(配役)大岩純一(内藤剛志)平井真琴(斉藤由貴)大岩小春(床嶋佳子)小山田大介(金田明夫)
笹川健志(本田博太郎)天笠一馬(鈴木裕樹)杉森知美(渡辺梓)竹川麻子(北原佐和子)
野口秋代(未来貴子)竹川由衣(朝倉あき)


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