スーパージェッター 1965年(昭和40年) ドラマ傑作選
30世紀のタイムパトロール隊員であるジェッターは、悪人ジャガーを追跡中に
タイムマシン同士の衝突事故で20世紀に落下してしまう。
20世紀に取り残されたジェッターは、国際科学捜査局の要請を受けて
犯罪捜査に協力することを決心する。
主人公ジェッターは人間だが、未来人として、現代人の数倍すぐれた知能と体力を持つ。
ジェッターが搭乗する飛行マシン・流星号は、タイムマシンとしての機能だけではなく、
高速で飛行しての体当たり攻撃で、大きな壁や岩などを粉砕出来る万能マシンだ。
その流星号との通信機を兼ね、30秒だけ時間を止めることのできる腕時計・タイムストッパーなど
魅力的な秘密道具が子供たちの心をワシ掴みにした。
タイムストッパーは腕時計に特殊機能を持たせる設定の元祖であり、1967年「ウルトラセブン」や、
1967年「ジャイアント・ロボ」などのSF特撮作品に大きな影響を与えた。
(制作)TBS、エイケン(原作)久松文雄(脚本)加納一郎
(主題歌)上高田少年合唱団「スーパージェッター」(作詞・加納一郎、作曲・山下毅雄)
(配役)ジェッター(市川治)水島かおる(松島みのり)西郷長官(熊倉一雄)ジャガー(田口計)
スパイダー博士(中村正)悪漢首領(西桂太)悪漢部下(中曽根雅夫)
スーパージェッター