スーパーマン 1956年(昭和31年) ドラマ傑作選
滅亡の危機に瀕していた惑星クリプトンで生まれたスーパーマンは、惑星が崩壊する直前、
父親の手で地球へ送り出される。
地球へたどり着いた彼は、クラーク・ケントと名付けられ、カンザス州の農家で育てられる。
やがて成長したケントは、新聞社デイリー・プラネットで記者として働きはじめる。
そのかたわら、街で事件が起こると、彼はスーパーマンに変身しては、次々と事件を解決していく。
さまざまな悪と戦うスーパーマンの活躍を描いた物語。
新聞記者である主人公が、事件に遭遇し、電話ボックスでスーパーマンに変身、悪と対決する。
番組では、子供たちにも見てもらおうと、字幕ではなく、アテ師と呼ばれた声優の吹き替えを採用。
当時は生放送のため、間違いがそのままお茶の間へ、ということもあったようだ。
「外国の俳優に対する冒涜だ」として吹き替えを拒否する役者もいたが、視聴者たちは
アテ師たちの吹き替えを大いに楽しんだ。
スーパーマン役の大平透、刑事コロンボ役の小池朝雄など、次々とハマり役が生まれていった。
スーパーマン(Adventures of Superman)(制作)ワーナー(アメリカ)(放映)KRテレビ
(配役)スーパーマン/クラーク・ケント(ジョージ・リーヴス)(声:大平透)
ロイス・レーン(フィリス・コーツ)(声:高原郷子)ジミー・オルセン(ジャック・ラーソン)(声:石井伊吉)
ペリー・ホワイト(ジョン・ハミルトン)(声:熊井宏之)ヘンダーソン捜査官(ロバート・シェイン)