特捜最前線   1977年(昭和52年)       ドラマ傑作選

直線上に配置


     



ある夜、男がビルに忍び込んだところを、警備員の矢野フミオ(夏夕介)が格闘の末に撲殺。


ビルに入った空き巣を撲殺した警備員は、正当防衛と認められて無罪となった。

しかし、神代課長(二谷英明)は、正当防衛に見せかけた殺人と睨み内密捜査に乗り出す。


                  (第三話 禁じられた愛の詩)



管轄にとらわれず、様々な事件を担当する警視庁特命捜査課メンバーの活躍を描く。




配役は、エリート警視正の二谷英明を中心に、強面の藤岡弘、おやじさんこと大滝秀治、

庶民派の西田敏行、熱血漢の誠直也など、個性派揃い。


登場する刑事は、いずれも正義感溢れる精鋭ながら、人知れぬ苦悩や葛藤を

抱えており、毎回シリアスで濃密な捜査が繰り広げられる。


刑事ドラマに付き物のアクションは少なく、発砲シーンは年に数回だけという。

物語の核となるのは、哀愁帯びた人間模様であり、ナポリの民謡歌手・チアリーノ

が歌う主題歌「私だけの十字架」もこの哀愁の色調を盛り上げている。


社会の歪みを描くリアルな人間ドラマとして高い評価を得たが、仮面ライダーなど

特撮出身の俳優が多く「特撮最前線」とも呼ばれた。
   

 
(制作)テレビ朝日(ANB)東映(脚本)宗方寿郎

(主題歌)チリアーノ「私だけの十字架」(作詩:尾中美千絵、作曲:木下忠司)

(配役)神代警視正(二谷英明)津上刑事(荒木しげる)櫻井刑事(藤岡弘)船村刑事(大滝秀治)吉野刑事(誠直也)

高杉刑事(西田敏行)矢野フミオ(夏夕介)三上妙子(津山登志子)三上司郎(平井一幸)


直線上に配置