トニー谷(とにーたに) (1917-1987)

ボードビリアン。大正6年10月14日生まれ。東京都出身。本名は大谷正太郎。

1951年(昭和26年)から日劇ミュージックホールの司会を勤め、楽器代わりのソロバンを片手に
奇怪な英語混じりの喋り口で話題になった。

〈さいざんす〉等多くの流行語を生み映画・歌でも活躍、その個性的な芸風で賛否両論を呼ぶ。

1955年(昭和30年)長男の誘拐事件を境に一時芸能界から姿を消すが、
1967年(昭和42年)「アベック歌合戦」(日テレ)で復活。

その後はハワイで生活した。昭和62年7月16日死去。69歳。