24 TWENTY FOUR   2004年(平成16年)       ドラマ傑作選

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物語は、アメリカ大統領予備選挙の日、深夜0時に始まる。

CTU(テロ対策ユニット)ロス支局のジャックが非常招集され、

大統領候補パーマー上院議員の暗殺予告があったと告げられる。


さらに上院議員の息子を殺害するという陰謀も浮上していた。

同時にジャックは、CTUの内通者捜査という極秘命令も受ける。


CTUの動きが、テロリスト側に筒抜けになっているというのだ。

いきおい彼は、複数の危機に同時対処しなければならなくなった。



物語は、大統領候補暗殺予告を軸に、旅客機の爆破、誘拐、殺人など

さまざまな事件が同時多発で発生。

CTUロス支局主任、ジャックの緊迫した 24時間を映しだす。





ドラマの特徴は、物語と現実の視聴時間がシンクロして進行することだ。

1話60分が、ドラマの中でも同じ60分として進行する。


24時間の出来事が 1時間 1話で描かれるため、視聴者はリアルタイムで

ドラマが進行しているような臨場感を味わうことになる。


さらに画面を複数に分割し、同時進行する事件を描写する手法が多用され、

緊迫感のあるスリリングな展開を演出する上で効果的に使われている。


本作が放映開始となった2001年11月は「9.11 同時多発テロ」直後であった。


だが、本作の企画が進められたのは、放映開始の約 1年前からであり、当然、

国家が脅かされるほどのテロが起きるとは誰も知るはずがなかった。


その意味で、史上最悪のテロ事件をリアルタイムに反映した本作は、放映開始直後

から絶大な反響を呼び、瞬く間に全米で大ヒットを記録することとなった。



24 TWENTY FOUR(24)(制作)FOX(アメリカ)(放映)CX

(配役)ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)(声:小山力也)

キム(エリシャ・カスバート)(声:園崎未恵)テリー(レスリー・ホープ)(声:土井美加)

パーマー上院議員(デニス・ヘイスバート)(声:福田信昭)ニーナ (サラ・クラーク)(声:渡辺美佐)

リチャード・ウォルシュ(マイケル・オニール)(声:佐々木勝彦)

ジョージ(ザンダー・バークレー)(声:津田英三)トニー(カルロス・バーナード)(声:土田大)


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