国名 | バハマ国 | ![]() |
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英語 | Commonwealth of The Bahamas | ||||
首都 | ナッソー(Nassau) | ||||
独立年 | 1973年7月(イギリス) | ||||
主要言語 | 英語 | ||||
面積 | 1万3940km2 | ||||
人口 | 32万9988人(2017年推計) | ||||
通貨単位 | バハマ・ドル | ||||
宗教 | キリスト教97% | ||||
主要産業 | サトウキビ、水産物、観光 |
地理
西インド諸島北部にある約 700の島と 2000以上の岩礁からなる島嶼国家。
そのうち人が住む島は約 30。最大の島は西部のアンドロス島であるが、
その東に位置するニュープロビデンス島が小島ながらこの国の中心で、
人口の半分以上が集中し、首都もここにある。
中部東端にあるサンサルバドル島はコロンブスが新世界に第一歩をしるした地として知られる。
大部分の島がサンゴ礁からなる細長い低平な島で、中部のキャット島にある最高点でも 63m。
亜熱帯性の温暖な気候で、冬は北東から、夏は東ないし南東から吹く貿易風の影響で、
年間を通して快適。年降水量は約 1200mmで、おもに夏に降る。
住民の約 10%はイギリス系白人で、残りの大部分はアフリカ系黒人と混血。公用語は英語。
一次産業の比率は小さく、野菜栽培と漁業がおこなわれる程度。
工業は石油精製やラム酒の製造がおこなわれる。
アメリカに近く温暖な気候に恵まれているため、世界有数のリゾート地として発展してきた。
優遇税制があるため、欧米の銀行や企業が事務所を置き金融センターになっている。
また船舶登録が簡素化されているため、便宜置籍船(船籍が他国)が多い。
首都ナッソーは、ニュープロビデンス島北東岸に位置する港湾都市。
温暖な気候、美しい海岸、風光に恵まれることから、観光・保養地として世界的に知られる。
周辺にはグラスボートのあるマリンガーデンや珍しい熱帯植物を集めた植物園などがあり、
橋で結ばれた沖合いのパラダイス島にはカジノ、ナイトクラブなどの施設が設けられ、
アメリカ人を中心とした観光客を集めている。
南郊の丘にはフィンカッスル要塞 (1793) が保存されている。
工業は発達していないが、サイザルアサ、海綿、柑橘類、トマト、パイナップルなどを輸出。
国際空港がある。人口 24万8948(2010年推計)。
歴史
1492年、コロンブスが上陸。
その後、スペインとイギリスの間で植民地化をめぐって争われ、
1783年にイギリスの支配が確立した。
1973年、英連邦内の立憲君主国として独立。
1492年 | コロンブスが発見 |
1782年 | スペイン領に |
1783年 | イギリス領に |
1973年7月 | バハマ国として独立 |
ピンクサンド・ビーチ(Pink Sands Beach)
エルーセラ島にあるロマンチックなピンク色のビーチ。
ハネムーン先として大人気のスポット。
粉々に砕けたコンク貝(Queen Conch)と赤サンゴのかけらが
混じり合うことで、ピンク色の砂浜になるという。
アクセスは、バハマの首都ナッソーからピンクサンド・ビーチのある
ハーバー・アイランドへフェリーで約1時間40分。
ピッグ・ビーチ(Pig Beach)
カリブ海を訪れる人の目的は、真っ白な砂のビーチと遠浅の海で
海水浴やスノーケリングを楽しむことだ。
近年、最も注目を集めているのがピッグ・ビーチ。
エグズーマ諸島の真ん中あたりにあるピッグ・アイランドという無人島に
20頭ほどのブタが棲んでいて、船が来るとブタたちが海を泳いで近寄って
来ることから、ピッグ・ビーチと呼ばれるようになった。
なぜこんなところにブタがいるかというと、養豚場から船で運んでいる最中に
脱走したとか、船乗りが食用として島で育てていたとか、様々な説があるようだ。
海を泳ぐブタはとても珍しいということで、人気の観光スポットになっている。
アクセスは、バハマの首都ナッソーから高速フェリーで約1時間ほど。
現地の日帰りツアーで、ウミガメやイグアナの餌付け、スノーケリングと
セットになっているものがあるので、それがオススメだ。
旅行会社ピンク・パール・ホリディズ(Pink Pearl Holidays, Ltd)
P.O.Box N-4926, Nassau, Bahamas https://www.pink-pearl.com/
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シドニー・ポワチエ(Sidney Poitier 1927〜2022年) アメリカの映画俳優。両親はバハマのトマト農家で、出荷先のマイアミで出生。 アカデミー主演男優賞受賞、映画監督としても活躍。10年間、バハマ駐日大使を務めた。 代表作品 映画 手錠のままの脱獄(The Defiant Ones)1958年(ベルリン国際映画祭銀熊賞) 野のユリ(Lilies of the Field)1963年(アカデミー主演男優賞、ベルリン国際映画祭銀熊賞) 夜の大捜査線(In the Heat of the Night)1967年 招かれざる客(Guess Who's Coming to Dinner)1967年 TVドラマ マンデラとデクラーク(Mandela and De Klerk)1997年 主人公ネルソン・マンデラを演じた。 |
招かれざる客(Guess Who's Coming to Dinner)1967年(米) 白人女性ジョーイは、旅先のハワイで黒人医師ジョン(ポワチエ)に出会い、恋に落ちる。 二人は結婚を誓い合い、ジョーイは両親の許しを得ようとジョンを自宅へ連れて来る。 母親(ヘプバーン)は最初こそ戸惑うが、娘の笑顔に次第に結婚を容認するようになる。 だが父親(トレイシー)は、愛娘の結婚相手が黒人青年となると素直に受け入れられない。 白人だったらこれほど理想的な結婚相手はないと、親に太鼓判を押されそうな黒人をシドニー・ポワチエが 情熱を持って知的に演じている。娘の恋人が黒人であること以外、何のケチもつけられないが、世間の冷たい 風向きが娘に及ぶことを恐れる父親の心境は複雑で、それが頑なな父親像を作り出している。 (監督)スタンリー・クレイマー(Stanley Kramer) (出演)スペンサー・トレイシー(Spencer Tracy)キャサリン・ヘプバーン(Katharine Hepburn) シドニー・ポワチエ(Sidney Poitier)キャサリン・ホートン(Katharine Houghton) |