Windows XP で NetBEUI プロトコルを使うには?

NetBEUI プロトコルは、IPアドレスを使わずにコンピュータ名だけで小規模なLANを構築できるLANのプロトコルのひとつです。
Windows XPには NetBEUI プロトコルは含まれていませんがWindows XPのCD-ROM から追加インストールできます。

Windows XPの CD-ROM をドライブにセットします。
「マイコンピュータ」をクリックし、CD-ROMドライブのアイコンの上で右クリックし、「エクスプローラ」を選択します。
「VALUEADD」→「MSFT」→「NET」→「NETBEUI」フォルダを開きます。

「NBF.sys」というファイルをCドライブの「Windows」→「System32」→「Drivers」フォルダにコピーします。
「NETNBF.inf」というファイルをCドライブの「Windows」→「inf」フォルダにコピーします。
(「inf」フォルダが表示されない場合はフォルダオプションで隠しフォルダを表示してください)
[スタート]→[コントロールパネル] から「ネットワーク接続」を開きます。

ローカルエリア接続を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[全般] タブの「インストール」ボタンをクリックします。
[プロトコル] を選択して「追加」ボタンをクリックします。
[NetBEUI プロトコル] を選択して「OK」ボタンをクリックします。
指示に従い Windows を再起動します。

なお、上記手順で NetBEUI プロトコルを追加しても、NetBEUI で他の PC の共有にアクセスできない場合、以下の設定も確認してください。
[スタート]→[コントロールパネル] から「ネットワーク接続」を開きます。
ネットワーク接続フォルダのメニューバーから [詳細設定]−[詳細設定] をクリックします。
[アダプタとバインド] タブで、Microsoft ネットワーク用クライアントおよび Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンタ共有に対し、NetBEUI プロトコルがバインドされていることを確認します。