3月16日 ビートルズ |
「レディス&ジェントルメン、ザ・ビートルズ!」
司会のE・Hエリックがこう叫ぶと、武道館は怒涛の歓声に包まれ、一瞬時間が止まったかのようだった。
1966年6月29日、伝説のビートルズ日本公演はスタートした。
ビートルズのステージでの演奏時間は約30分、演奏曲目は11曲、アンコールには応じない、きわめてシンプルなものだった。
観客の声援に演奏がかき消されることもたびたびで、興奮した観客が走り出したり、失神した観客が医務室に運び込まれるなど、
まるでハリケーンの目の中にいるようでした。
ビートルズの魅力は何かといえば、天才ジョンレノンとポールマッカートニーの二人が同時に在籍したことに尽きます。
ふたりは、一目逢った瞬間から、互いの才能が見え、互いに尊敬する心を持ち、パートナーを超える存在へと広がっていったのです。
ふたりの才能が全く違うものだったからこそ、それが合わさった時、素晴らしいハーモニーが生まれたのだと思われます。
ビートルズに触発されて生まれたアーティストは数知れず、ビートルズによって音楽の世界は無限に広がりました。
音楽にとどまらず、ビートルズという存在そのものが与えた影響も見逃すことはできません。
物ではなく心のありかたに真実を求め、愛を歌った4人の姿は、現在も世界中に多大な影響を与え続け、音楽というジャンルをこえたさまざまな形で開花しています。
ビートルズ(The Beatles)
1960年代若者文化の頂点に立ったイギリスのロックグループ。ポール・マッカートニー、ジョン・レノン、ジョージ・ハリソン、リンゴ・スターの4人。
代表作「抱きしめたい」「イエスタデイ」「ヘイジュード」など。1970年に解散。
(Yesterday)
Yesterday All my troubles seemed so far away Now it looks as though they’re here to stay Oh, I believe in yesterday Suddenly I’m not half the man I used to be There’s a shadow hanging over me Oh, yesterday came suddenly |
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