3月24日
学生街の喫茶店
1972年
(昭和47年)
君とよくこの店に来たものさ わけもなくお茶を飲み話したよ
学生でにぎやかなこの店の 片隅で聞いていたボブ・ディラン
あの時の歌は聞こえない 人の姿も変わったよ 時は流れた
あのころは愛だとは知らないで さよならも言わないで別れたよ 君と
君とよくこの店に来たものさ わけもなくお茶を飲み話したよ
窓の外街路樹が美しい ドアを開け君が来る気がするよ
あの時は道に枯葉が 音もたてずに舞っていた 時は流れた
あのころは愛だとは知らないで さよならも言わないで別れたよ 君と
作詞 山上路夫 作曲 すぎやまこういち
「学生街の喫茶店」は「ガロ」最大のヒット曲であり、彼らの名前を広く世間に知らしめた曲でもあります。
この歌のモデルになった喫茶店は、JRお茶の水駅から明治大学のほうに数分歩いたところにあった「丘」でした。
喫茶店「丘」は、ちょっとアンティークな内装で、60年代アメリカン「フォーク・ロック」のBGMが流れるという
ロマンティックな雰囲気が有りました。
その後、残念ながら「丘」は休業してしまいました。
学生街の喫茶店