3月23日 「いちご白書」をもう一度 1975年 (昭和50年) 松任谷由美 |
いつか君と行った映画がまた来る 授業を抜け出して二人出かけた
悲しい場面では涙ぐんでた 素直な横顔が今も恋しい
雨に破れかけた街角のポスターに 過ぎ去った昔が鮮やかによみがえる
君も見るだろうか「いちご白書」を 二人だけのメモリ どこかでもう一度
僕はぶしょう髭と髪をのばして 学生集会へも時々出かけた
就職が決まって髪を切ってきた時 もう若くないさと君に言い訳したね
君も見るだろうか「いちご白書」を 二人だけのメモリ どこかでもう一度
作詞作曲 荒井由実
ユーミン(荒井由美)が、アメリカの学生運動を描いた映画「いちご白書」を題材に描いた叙情的なフォークソングです。
1975年「バンバン」の歌で大ヒットとなりました。
当時のバンバンは、文化放送の「セイヤング」を中心に、ラジオのDJとして活躍していましたが、当時は深夜放送とフォークソングは密接な繋がりがありました。
「就職が決まって 髪を切ってきた時」…最近は、あまりこのような話は聞きませんが、 長髪の学生が多かったのもフォーク時代の特徴だったのです。
いちご白書をもう一度