4月3日   プロレス英雄列伝 (1) ミル・マスカラス (Mil Mascaras)   
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本場北米には美の演出をするおしゃれなレスラーが多い。
マスカラスもその中の一人で、「千の顔を持つ男」という異名があった。

コスチュームも派手で、テーマ音楽にのって登場する姿は華麗そのもの。
彼は技で美を表現した。そこが並のレスラーと違うところ。
体もボディビルダーのような美しい体形、それが華麗に宙を舞った。
軽々と高いジャンプを決めるバレーダンサーのように。

ミル・マスカラスは、ダイナミックな空中殺法と、テーマ曲「SKY HIGH」による入場シーンにより、社会現象を巻き起こした昭和のスーパースターだ。

ロスでドロップキックを27連発した、という話は本で読んで知っていたが、どんなレスラーだろうかと、学校をさぼってテレビを見た覚えがある。

星野勘太郎がマスカラスの最初の相手だった。(1971年2月20日、後楽園ホール)

まるで子供と遊ぶように次から次へと技を繰り出し、ロープに投げられても、ロープを蹴って宙に舞うように飛んで帰って来る。
最後にフライングボディーアタックで勘太郎をマットに沈めた時、私はすっかり魅せられてしまった。
私の学生時代のヒーローは文句なくマスカラスだった。

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