5月12日     暖流  1939年(昭和14年)
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舞台は名門私立志摩病院。病院の経営は、破綻の危機に瀕していた。

院長の志摩は、病院の再建をかけて、若き実業家の日疋(ひびき)に、経営の全てを託す。
突然の大胆な病院改革に、反発する医師たち。

日疋は、看護婦の石渡ぎんに協力を頼み、病院の内情を把握しようと試みる。
ぎんは、病院の機密を探りながらも、いつしか日疋に淡い恋心を抱くようになる。

一方の日疋は、院長令嬢の啓子の美しさにひかれ、思慕の情を寄せていた…。


岸田国士の小説「暖流」を、池田忠雄が脚色し吉村公三郎が演出・監督。
腐敗した病院を舞台に男女の愛憎劇が描かれ、戦前の吉村作品の傑作といわれる。


 
 
  製作  松竹
  監督  吉村公三郎

  配役   日疋祐三    佐分利信  
      石渡ぎん    水戸光子 
      志摩啓子    高峰三枝子 
      志摩泰英    藤野秀夫 
      笹島    徳大寺伸 


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                ぎんのテーマ (チャイコフスキー「四季」より「舟歌」)