7月30日   パルテノン  (Parthenon)
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古代アテネの支配権をめぐって、アテナと海神ポセイドンが競争したという伝説があります。
この地の人々に、より良いものを贈った方が、この地の守護神となるということで、ポセイドンは海水を、アテナはオリーブを贈りました。

結果はオリーブの方が良い贈り物と言うことになり、この地の守護神はアテナに決定。
このためポセイドンはアテナを敵視しています。
知恵と勇気を兼ね備えた女神アテナは、隆盛をきわめるアテネにふさわしい神に見えたことでしょう。

アクロポリスはアテネの中心地、高い丘の上にあります。
アクロとは丘という意味。ポリスは都市国家、つまり丘の上に作られた都市国家という意味です。

そのアクロポリスの象徴が、パルテノン神殿です。
紀元前490年、アテネ近郊のペンテリコン山 (Mount Pentelicus) で、良質の大理石の石切り場が開発されました。
大理石の発見は、アテネ人を狂気させ、紀元前438年に、輝くばかりに白い大理石で神殿を築き、女神アテナに献堂しました。
 
前面の円柱の数は八本あります。多くの神殿は六本でしたが、一目見て何本か分かるのは六本までだという説があります。
パルテノンは、柱を二本ふやすことによって何本あるか分からないほど大きいという印象をあたえ、それがこの神殿独特の威容につながっています。

直線をいっさい使わず、ゆるやかな曲線で構成された神殿は、言葉では言い表せない美しさ。
各円柱は、すべて内側にわずかに傾いていて、その軸線をそのまま天空に伸ばせば、およそ6キロメートル上空ですべての柱の軸線がほぼ一点に集中するよう設計されています。まさに空前絶後の名建築といえます。

パルテノンまでの交通 日本からバンコク経由の直行便でアテネまで 18時間。アテネ市内まで、エアポートバスで1時間。
アテネからは徒歩で30分。現地のことばは、ギリシア語です。

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ポセイドン Poseidon / ネプチューン Neptune  (海神

ポセイドンはゼウスの兄で、海を司る神である。

ゼウスにはハデス(長兄)とポセイドンのふたりの兄がおり、ティタン戦争の勝利の際、三人はくじ引きをして世界を分けた。
このとき、ポセイドンは海を支配することになった。

ポセイドンの武器は先が三つに分かれた三叉の矛(ほこ)で、これが彼のトレードマークである。
この矛で海をかき混ぜて、荒波を起こしたり、ときには地面を突いて泉を噴出させることもあった。

ポセイドンはかなり激しい気性の持ち主で、機嫌を損ねると地震や津波を引き起こした。
そのため、人々に恐れられる神だった。

一方、相当の野心家でもあったようで、ほかの神々が守る都市の統治権を我が物にすべく、たびたびいざこざを起こしている。

そのポセイドの妻は、アムフィトリテという名の美しい海のニンフである。
しかしポセイドンは、彼女以外にも複数の女神や人間の女性と交わって多くの子供を持った。

彼もまたゼウスに負けず劣らずの女好きだったのである。