奇妙で魅力的な部族が数多く存在しているパプアニューギニアだが、
ひときわユニークなのがマッドマンと呼ばれるゴロカ族の祭り。
その独特のマスクは、アサロ渓谷に住む部族が泥を塗って別の部族に
戦いを挑んだ際、相手が亡霊と間違えて逃げたことが起源。
全身を白い泥で覆い、泥で作った大きなマスクを被って歩く姿は、
不気味でもあり、滑稽でもあり、観光客にはとても人気のある部族だ。


(アクセス)
首都ポートモレスビーの空港から国内線で約1時間、標高1600mの高原の町、ゴロカに到着する。
ゴロカは、パプアニューギニアの主要輸出品目のひとつであるゴロカ・コーヒーの特産地であり、
多くのコーヒー農園が点在している。
マッドマンは、そのゴロカからさらに車で約45分のアサロ渓谷に村を作って暮らしている。
ゴロカの町から村までは乗り合いのマイクロバスが運行している。
(Goroka District, Eastern Highlands, Papua New Guinea)
