8月22日       東京観光MAP
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① 柴又帝釈天


柴又駅前のフーテンの寅さん像は人気スポットになっているが、

2017年には、寅さんを見送る妹さくらの銅像も建てられた。


駅前から続く参道には、名物の草だんごやくず餅、せんべい屋などが

軒を連ね、食べ歩きしながら映画そのままの雰囲気を楽しめる。


帝釈天に参拝した後、寺の裏手を流れる江戸川河川敷に向かい、

柴又公園の「寅さん記念館」を見学するのが観光コースとなっている。



記念館では、寅さんの実家である「くるまや」のセットや、タコ社長の

印刷所などが再現されている。


懐かしの映像集なども展示されており、映画「男はつらいよ」の世界に

どっぷり浸ることができる。


河川敷には、対岸の松戸市と結ぶ渡し船「矢切の渡し」の発着所がある。


今も昔ながらの手漕ぎの和船で、約10分で対岸に到着する。

船頭が個人で運営している船で、都内に唯一残る貴重な渡し場となっている。


(アクセス)京成線 柴又駅下車(葛飾区柴又4-8-14)







② 東京スカイツリー


2012年(平成24年)世界一高い電波塔の東京スカイツリー(634m)が開業。


人工の建造物としては、ブルジュ・ハリファ(828m ドバイの超高層ビル)

に次ぐ世界第2位である。


建設当初の名称は「すみだタワー」だったが、ダサいという声が上がり、

その後、一般投票により「東京スカイツリー」に決まった。




350mの「展望デッキ」まで超高速エレベーターで50秒。

さらに450mの「展望回廊」まで30秒で到着する。


確かに速いが、エレベーターが結構な待ち時間となるため、何ともいえない。

さらに、中学高校の修学旅行先の定番となっているため、混雑に拍車がかかっている。


(アクセス)都営浅草線 押上駅下車(墨田区押上 1-1-2)








③ 浅草寺 (せんそうじ)


浅草寺の創建は推古天皇の628年、隅田川で投網に引っかかった観音菩薩の像を

堂に祀ったのが起源とされる。


浅草神社は浅草寺の境内にあるが、浅草神社の三社祭りは、浅草寺の本尊である

観音菩薩を隅田川から引揚げた三人を祭る「三社さま」のお祭りである。


雷門の由来は、よく雷が落ちるからではなく、安置されている雷神によるもの。




雷門の大提灯は、1960年に松下幸之助氏が社会貢献の一環として寄贈したもの。

三社祭りの際には神輿が下を通過するため、提灯は持上げられて畳まれるという。


三社祭り(5月)のほか、上野の下谷祭り(5月)鳥越神社の鳥越祭り(6月)が

立て続けに開催され、8月にはサンバカーニバルも行われる。

浅草周辺では、一年中祭りをやっている感じだ。


(アクセス)都営浅草線 浅草駅下車(台東区浅草2-3-1)






④ 秋葉原


戦後、神田界隈で東京電機大学の学生がアルバイトでラジオを組み立て販売。

それが大ヒットし、ラジオ部品を扱う露天商が軒並み連ねるようになった。


1951年(昭和26年)これらの店は、GHQの露天整理令によって秋葉原の

ガード下に収容された。これが電気街の始まりとされている。


時代は下り、70年代後半から80年代前半のマイコンブーム。





機械好きの学生や社会人たちが、レアなパーツを求めて、秋葉原に集う。

90年代後半、パソコン愛好家たちがゲームやアニメに興味の幅を広げていき、

結果的に専門店が増加。


2000年代に入ると、メイド喫茶やアイドルの専用劇場「AKB48劇場」が登場。


オタク文化はより大衆化・細分化し、秋葉原はポップカルチャーの中心地

として海外からも脚光を浴びるようになった。

もはや電気の街とオタクの街、どちらがメインなのか分からなくなっている。


(アクセス)山手線 秋葉原駅 電気街口下車(千代田区外神田1-17-6)






⑤ 皇居


かつて将軍の居城である江戸城があり、明治天皇以降は、歴代天皇のお住まいとして

使われている。総面積は、東京ドーム約25個分もあり、千代田区の約2割に相当する。


東京の真ん中にありながら、自然豊かで歴史的建造物の多い場所である。


皇居の地下にモノを通すわけにはいかないので、地下鉄は皇居周囲を迂回する羽目になる。


半蔵門線は最初、皇居の下を通す予定だったが却下され、九段下まで迂回することになった。




地下鉄だけでなく飛行機も上空を飛べない。

以前、エールフランスが誤って上空を飛び大騒ぎになったことがある。


また、皇居に接するお堀沿いには狙撃を避けるため、高いビルは存在しない。

ただし、唯一の例外は、桜田門の警視庁。


なお、江戸城の天守閣は、明暦3年(1657年)の大火で焼失。以降は再建されなかった。

暴れん坊将軍など時代劇に江戸城天守閣が登場するが、あれは演出である。


(アクセス)地下鉄千代田線 二重橋前駅 6番出口(千代田区千代田1番1号)






⑥ 鬼太郎茶屋


調布は、漫画家・水木しげるが晩年を過ごした第二の故郷としても知られている。


深大寺の門前にある「鬼太郎茶屋」は、ゲゲゲの鬼太郎ゆかりのグッズが並ぶ

ショップとカフェメニューが楽しめる茶店だ。

メニューは、ぬり壁のみそおでん(400円)ゲゲゲラテ(600円)など。


2階は、水木氏が描いた妖怪画が展示された「妖怪ギャラリー」になっており、

ファンにはたまらないスポットになっている。



         
         
         
         




調布駅前の天神通り商店街では、道の両サイドに鬼太郎や目玉おやじ、ねずみ男、

ぬり壁、ねこ娘といった妖怪たちのモニュメントが勢ぞろいしている。


記念写真を撮る観光客も多く、毎日賑わっている。



(アクセス)「鬼太郎茶屋」京王線 調布駅から京王バス三鷹駅南口行きで

深大寺小学校前下車、徒歩5分(調布市深大寺元町5-12-8)


「天神通り商店街」京王線 調布駅 中央口下車 徒歩3分(調布市布田1丁目)


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