あおげば尊し 我が師の恩 教えの庭にも はや幾年(いくとせ)
思えばいと疾し この年月 今こそ別れめ いざさらば
互いに睦みし 日頃の恩 別るる後にも やよ忘るな
身を立て名をあげやよ励めよ 今こそ別れめ いざさらば
朝夕なれにし 学びの窓 蛍のともしび つむ白雪
忘るるまぞなき ゆく年月 今こそ別れめ いざさらば
作詞・作曲者 不詳
うれしさと寂しさが重なり合った卒業式。
慣れ親しんだ学び舎を巣立っていく子どもたちが、感謝と惜別の思いを込めて歌う「あおげば尊し」。
「蛍の光」とともに、卒業式にはなくてはならない曲として歌い継がれてきました。
私は、この歌の歌詞がとても好きでした。
卒業式以外には歌う機会がなかったのですが、それだけに、特別な感じがして、歌うとじいーんときてしまいます。
小学校の卒業式、この歌を歌いながら涙する恩師を見て、私たち卒業生も皆、泣きました。
「あおげば尊し」