12月12日  棺桶ダンス (Coffin Dance)       

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葬式というと故人をしのんでしめやかに行われることが多いなか、
ガーナの葬式はとてもにぎやか!

ここは、ガーナの首都アクラ。葬儀は、にぎやかな音楽で故人を送り出す。

この時は、みんなで食べて、歌って、踊って、結婚式と同じぐらいに盛大に行われる。
そして出棺の時は、ひつぎを担いだ人が踊りながら歩き回る「棺桶ダンス」が行われる。

世界的に見ると、人が亡くなるのを必ずしも悪いことであると捉えていない地域も多い。


とりわけガーナ人にとっての葬式とは、故人に対して喪に服す場であると同時に、
生前の人生をお祝いする機会でもある。

そのため、葬儀は非常に盛大で、一張羅を着込んだ参列者達が歌う、踊る、出し物などを
行って故人を送り出す。

棺桶自体も故人の生前の職業や好きなものなどにちなんでオーダーメイドで作られる。

たとえば、歌手になりたくてなれなかった人が、マイクをかたどった棺桶を注文する
ケースもあるという。


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