不思議の国のアリス

マリリン・モンロー（Marilyn Monroe）

生年月日： 1926/06/01
出身地：アメリカ／カリフォルニア州ロサンジェルス
没年： 1962/08/05

彼女の性的魅力に焦点を当てた「ナイアガラ」と「紳士は金髪がお好き」「百万長者と結婚する方法」
の3つの映画で主役を演じ「頭の悪い金髪女性」（Dumb blonde）というスターイメージを確立。
ハリウッドの最も有名なスターの一人となった。

故ケネディ大統領などとのスキャンダルもあるが、結婚は3回で、工員と、野球選手のジョー・ディマジオ、
劇作家のアーサー・ミラーだが、その全てが離婚に終わっている。

そして1962年8月4日、ロスアンゼルスの自宅で、睡眠薬の多量摂取により死亡しているのが発見される。
自殺か、はたまたＣＩＡの暗殺か。
シャネルの5番にはじまるモンロー伝説は、さらに神秘性をおび、永遠のセックス・シンボルとして語り継がれている。

代表作品

			イヴの総て（ALL ABOUT EVE）1950年（米）アカデミー最優秀作品賞田舎からニューヨークへ出てきたイヴ（バクスター）は、憧れの大女優マーゴの付き人になる。劇作家を誘惑し、演出家に取り入り、マーゴの代役を手に入れ、遂に新人女優賞を手中にする。無名時代のマリリン・モンローも、ちょっとオツムの足りない新進女優という役柄で出演したが、金髪にグラマーであれば誰でもいいという端役であった。出番は少なかったが、若さと美貌が際立っていた彼女には、以後映画出演が相次ぐ。だが「オツムの弱いブロンド娘」という役柄だけは、その後も変わらなかった。（監督）ジョゼフ・Ｌ・マンキーウィッツ（JOSEPH L. MANKIEWICZ）（出演）アン・バクスター（ANNE BAXTER）ベティ・デイヴィス（BETTE DAVIS）ジョージ・サンダース（GEORGE SANDERS）マリリン・モンロー（MARILYN MONROE）


			紳士は金髪がお好き（GENTLEMEN PREFER BLONDES）1953年（米）ショーガールのローレライ（モンロー）は、お金持ちに目がないブロンド美女。大富豪の御曹司ガスはローレライに夢中で、パリで式を挙げるために豪華客船を予約する。だが、ガスの父親は結婚に猛反対し、ガスは船に乗れなくなってしまう。ローレライは代わりに、親友のドロシー（ラッセル）と一緒に乗船し、パリに向かう。ローレライは、金持ちの乗客を物色し、ドロシーはイケメンを物色するのだった。モンローの名言「金持ちは美人が好きで、美人も金持ちが好き」結局愛より金。愛は冷めるがお金は裏切らない。（監督）ハワード・ホークス（HOWARD HAWKS）（出演）マリリン・モンロー（MARILYN MONROE）ジェーン・ラッセル（JANE RUSSELL）


			七年目の浮気（THE SEVEN YEAR ITCH）1955年（米）雑誌社で編集者を務めるリチャード（トム）は、妻子をバカンスに送り出したばかり。そんなある日、同じアパートの二階に、グラマラスな若い女性（モンロー）が越してきた。結婚して七年目のリチャードの浮気の虫がムズムズと動き出す。二人で映画を見にいった帰り、地下鉄の通気口から吹き上げられた風でドレスのスカート部分が捲れ上がるシーンは、あまりにも有名。モンローのコメディエンヌとしての評価を不動のものとした作品。（監督）ビリー・ワイルダー（BILLY WILDER）（出演）マリリン・モンロー（MARILYN MONROE）トム・イーウェル（TOM EWELL）


			王子と踊子（The Prince and the Showgirl）1957年（米）カルパチア国チャールズ大公（オリヴィエ）は、イギリス国王の戴冠式に出席する。その夜オペレッタを観劇した大公は、若い踊り子エルシー（モンロー）に一目惚れ。さっそく彼女を晩餐会に招待して、甘い愛の言葉で誘ってみるのだが…。我がままなモンローを、何とか手懐けようと奮闘する様子が、作品にも見えてこれが傑作。ハムレットやリチャード3世など、これまでシリアスな役どころが多かったオリヴィエだが、本作では、コメディ俳優としての新境地を披露している。（監督・出演）ローレンス・オリヴィエ（Laurence Olivier）（出演）マリリン・モンロー（Marilyn Monroe）


			お熱いのがお好き（SOME LIKE IT HOT）1959年（米）失業中のミュージシャン、ジョー（カーティス）とジェリー（レモン）は、偶然に殺人を目撃したことから、ギャングにつけ狙われるハメに。切羽詰った二人は女装して、女ばかりのバンドにまんまと潜り込むことに成功。やがてジョーは、セクシーな女性歌手シュガー（モンロー）に一目惚れするのだが、哀しいかな女装の身では告白もできない。一方、ジェリーはリッチな老紳士に一目惚れされ、ダンスで激しいタンゴを踊るハメに。二人の男優が粋な女になって澄ましている場面のおかしさは絶品だが、苦肉の策で性的不能を装っているカーティスに、それを直そうとするモンローが、熱烈なキスを浴びせるシーンもたまらなくおかしい。（監督）ビリー・ワイルダー（BILLY WILDER）（出演）トニー・カーティス（TONY CURTIS）ジャック・レモン（JACK LEMMON）マリリン・モンロー（MARILYN MONROE）

危険な年齢（Dangerous Years）1947年
嵐の園（Scudda Hoo! Scudda Hay!）1948年
Ladies of the Chorus 1948年
Love Happy 1949年
彼女は二挺拳銃（A Tickt to Tomahowk）1950年
アスファルト・ジャングル（The Asphalt Jungle）1950年
イヴの総て（All About Eve）1950年
The Fireball 1950年
Right Cross 1950年
ふるさと物語（Home Town Story）1951年
素晴らしき哉、定年!（As Young as You Feel）1951年
恋愛アパート（Love Nest）1951年
結婚しましょう（Let's Make It Legal）1951年
熱い夜の疼き（Clash by Night）1952年
結婚協奏曲（We're Not Married!）1952年
ノックは無用（Don't Bother to Knock）1952年
人生模様（O. Henry's Full House）1952年
モンキー・ビジネス（Monkey Business）1952年
ナイアガラ（Niagara）1953年
紳士は金髪がお好き（Gentlemen Prefer Blondes）1953年
百万長者と結婚する方法（How to Marry a Millionaire）1953年
帰らざる河（Revwr of No Return）1954年
ショウほど素敵な商売はない（There's No Business Like Show Business）1954年
七年目の浮気（The Seven Year Itch）1955年
バス・ストップ（Bus Stop）1956年
王子と踊子（The Prince and the Showgirl）1957年
お熱いのがお好き（Some Like It Hot）1959年
恋をしましょう（Let's Make Love）1960年
荒馬と女（The Misfits）1961年

			イヴの総て（ALL ABOUT EVE）1950年（米）アカデミー最優秀作品賞田舎からニューヨークへ出てきたイヴ（バクスター）は、憧れの大女優マーゴの付き人になる。劇作家を誘惑し、演出家に取り入り、マーゴの代役を手に入れ、遂に新人女優賞を手中にする。無名時代のマリリン・モンローも、ちょっとオツムの足りない新進女優という役柄で出演したが、金髪にグラマーであれば誰でもいいという端役であった。出番は少なかったが、若さと美貌が際立っていた彼女には、以後映画出演が相次ぐ。だが「オツムの弱いブロンド娘」という役柄だけは、その後も変わらなかった。（監督）ジョゼフ・Ｌ・マンキーウィッツ（JOSEPH L. MANKIEWICZ）（出演）アン・バクスター（ANNE BAXTER）ベティ・デイヴィス（BETTE DAVIS）ジョージ・サンダース（GEORGE SANDERS）マリリン・モンロー（MARILYN MONROE）


			紳士は金髪がお好き（GENTLEMEN PREFER BLONDES）1953年（米）ショーガールのローレライ（モンロー）は、お金持ちに目がないブロンド美女。大富豪の御曹司ガスはローレライに夢中で、パリで式を挙げるために豪華客船を予約する。だが、ガスの父親は結婚に猛反対し、ガスは船に乗れなくなってしまう。ローレライは代わりに、親友のドロシー（ラッセル）と一緒に乗船し、パリに向かう。ローレライは、金持ちの乗客を物色し、ドロシーはイケメンを物色するのだった。モンローの名言「金持ちは美人が好きで、美人も金持ちが好き」結局愛より金。愛は冷めるがお金は裏切らない。（監督）ハワード・ホークス（HOWARD HAWKS）（出演）マリリン・モンロー（MARILYN MONROE）ジェーン・ラッセル（JANE RUSSELL）


			七年目の浮気（THE SEVEN YEAR ITCH）1955年（米）雑誌社で編集者を務めるリチャード（トム）は、妻子をバカンスに送り出したばかり。そんなある日、同じアパートの二階に、グラマラスな若い女性（モンロー）が越してきた。結婚して七年目のリチャードの浮気の虫がムズムズと動き出す。二人で映画を見にいった帰り、地下鉄の通気口から吹き上げられた風でドレスのスカート部分が捲れ上がるシーンは、あまりにも有名。モンローのコメディエンヌとしての評価を不動のものとした作品。（監督）ビリー・ワイルダー（BILLY WILDER）（出演）マリリン・モンロー（MARILYN MONROE）トム・イーウェル（TOM EWELL）


			王子と踊子（The Prince and the Showgirl）1957年（米）カルパチア国チャールズ大公（オリヴィエ）は、イギリス国王の戴冠式に出席する。その夜オペレッタを観劇した大公は、若い踊り子エルシー（モンロー）に一目惚れ。さっそく彼女を晩餐会に招待して、甘い愛の言葉で誘ってみるのだが…。我がままなモンローを、何とか手懐けようと奮闘する様子が、作品にも見えてこれが傑作。ハムレットやリチャード3世など、これまでシリアスな役どころが多かったオリヴィエだが、本作では、コメディ俳優としての新境地を披露している。（監督・出演）ローレンス・オリヴィエ（Laurence Olivier）（出演）マリリン・モンロー（Marilyn Monroe）


			お熱いのがお好き（SOME LIKE IT HOT）1959年（米）失業中のミュージシャン、ジョー（カーティス）とジェリー（レモン）は、偶然に殺人を目撃したことから、ギャングにつけ狙われるハメに。切羽詰った二人は女装して、女ばかりのバンドにまんまと潜り込むことに成功。やがてジョーは、セクシーな女性歌手シュガー（モンロー）に一目惚れするのだが、哀しいかな女装の身では告白もできない。一方、ジェリーはリッチな老紳士に一目惚れされ、ダンスで激しいタンゴを踊るハメに。二人の男優が粋な女になって澄ましている場面のおかしさは絶品だが、苦肉の策で性的不能を装っているカーティスに、それを直そうとするモンローが、熱烈なキスを浴びせるシーンもたまらなくおかしい。（監督）ビリー・ワイルダー（BILLY WILDER）（出演）トニー・カーティス（TONY CURTIS）ジャック・レモン（JACK LEMMON）マリリン・モンロー（MARILYN MONROE）