茜さんのお弁当   1981年(昭和56年)       ドラマ傑作選

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夫と離婚した西木茜(八千草薫)は、東京・下町で宅配弁当屋を営んでいる。


ある日突然、従業員が相次いで辞めてしまい、深刻な人手不足に陥ってしまう。

どうやらライバル店の引き抜きがあったらしい。


見かねた従業員の渉(古尾谷雅人)は、少年院上がりのツッパリ四人組を連れてくる。

四人の少年は、窃盗・恐喝・暴行・喫煙・シンナー遊びなど非行歴のある者ばかりだった。


茜は少年たちを従業員として受けいれ、時には母親代わりとして彼らを見守ることになる。





1970年代後半から80年代前半は、全国の中学で校内暴力の嵐が吹き荒れていた。

当時は、高校へ進学しない不良少年と呼ばれる未成年も多かった。


本作は、世間から煙たがれていたツッパリ少年たちが、弁当屋「あかね弁当」の
従業員として働き始めるところから物語は始まる。


当初は強面で乱暴な少年たちに、主人公の茜は振りまわされるばかりだった。

だが、やがて彼らの純粋な心情に理解を示し、愛情を振り注ぐようになる。

一方、彼らも自分たちを信じてくれた茜のために、懸命に働き始める。


本作は、非行少年が更生していく物語であり、愛情さえ注がれれば、不良少年たちも
無限の可能性があるというメッセージが込められている。


ピンク・レディー解散後、連続テレビドラマに初出演したMIEのデビュー作でもある。

また、横浜銀蝿の歌う主題歌「ジェームス・ディーンのように」も大ヒットした。
   

 
(制作)TBS(脚本)金子成人

(配役)西木茜(八千草薫)石塚夕子(石原真理子)野口光(長山藍子)米持静(草笛光子)
石塚順次郎(川谷拓三)土門渉(古尾谷雅人)宮間京子(MIE)宮間六郎(所ジョージ)

石倉公一(嶋大輔)小林実(杉本哲太)立川信夫(柄沢次郎)平井俊(曽我泰久)木村求一(中条静夫)
山田重一(矢崎滋)木田(ケーシー高峰)ロック・バンド(横浜銀蝿)



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