軍兵衛目安箱   1971年(昭和46年)       ドラマ傑作選

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旗本・浦部主水(勝部演之)は、出入り商人の若後家を手籠めにしようとして

殺してしまった。


浦部は、殺人現場を目撃した女中・おすみ(小野恵子)まで殺そうとした。

だが、おすみは偶然にも黒田軍兵衛(片岡千恵蔵)に救われる。


軍兵衛は、殺された女の一人息子と番頭の連名で、目安箱へ訴え出させたが、

なぜか訴状は取り上げられなかった。(第二話 陽の当たる町)




片岡千恵蔵のテレビドラマ初主演作品。「大岡越前」では、越前守の父親役として番組に重みを

つける程度だったが、今回は文字通り出ずっぱり。

千恵蔵の役は、幕府老中の家臣・黒田軍兵衛。豪快でユーモアもある硬骨漢だ。


八代将軍吉宗の頃、評定所の前に置かれた目安箱は、市井の人々の意を汲むように見えて、

実は厄介な訴状は葬られていた。


軍兵衛は、目安箱の制度が形式だけになっているのに義憤を燃やし、配下の若侍たちを率いて、

落ちこぼれた庶民の訴えを拾い上げて悪を断つという設定。

千恵蔵オンタイが、重厚な演技で大ハッスルする異色作となりそうだ。



(制作)NET、東映(脚本) 結束信二

(配役)黒田軍兵衛(片岡千恵蔵)宮田兵助(渡辺篤史)榊原伝四郎(亀石征一郎)三浦和馬(倉丘伸太郎)

おゆう(磯野洋子)お容(珠めぐみ)大久保加賀守(柳生博)梅田宗右ヱ門(大坂志郎)

伴大五郎(若山富三郎)勝部演之(浦部主水)小野恵子(おすみ)


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