かぐや姫
1971年のグループ結成から1975年の解散まで、独特の音楽性とバイタリティで、フォークミュージックシーンに強烈なインパクトを与えた伝説のフォークトリオ。
たった4年間の活動にも関わらず、現在でも多くのファンが再結成を熱望して止みません。
「神田川」に代表する「四畳半フォークソング」特に40代、50代の世代に圧倒的に支持され、「ほろ苦い青春」時代を彷彿させる名曲として歌い継がれています。
「かぐや姫」メンバー
南こうせつ
1949年大分生まれ。
1971年、伊勢正三、山田パンダとフォークグループ「かぐや姫」を結成。
1973年、シングル「神田川」を発売。
ラジオで流されると途端にリクエストが殺到し、最終的に160万枚を売り上げる最大のヒット曲となる。
その後「赤ちょうちん」「妹」(1974年)等の名曲を送り出し、1975年ソロ転身後も「夏の少女」「夢一夜」等のヒット作品を発表。
1976年、日本人アーティスト初の日本武道館コンサートを行う。
1982年から大分県に住居を移し、月の半分は農耕生活を送る。
1999年、22年ぶりにかぐや姫を再結成し、NHK「紅白歌合戦」に出場。
2009年、デビュー40周年とともに還暦を迎え、9月20日に野外コンサート「サマーピクニックフォーエバー in つま恋」を開催。
伊勢正三
1951年大分生まれ。
1971年、高校の先輩である南こうせつに誘われ「かぐや姫」に参加。
1975年の解散後、大久保一久と「風」を結成。
かぐや姫時代に作った「22才の別れ」が風として、「なごり雪」がイルカによって大ヒット。
1979年、「風」を解散しソロ活動を開始、ソロアルバム「北斗七星」を発売。
1987年、アルバム「Out of Town」を発表後、活動を休止していましたが、1993年にシングル「ほんの短い夏」で復活。
再び音楽活動を始め、全国で精力的にコンサートをこなしています。
山田パンダ
1945年福岡県生まれ。本名・山田嗣人(つぐと)。
1971年、南こうせつ、伊勢正三と「かぐや姫」を結成。ベース担当。
「僕の胸でおやすみ」など自ら作詞作曲した作品も多数リリースし、時代を代表するアーティストとなりました。
1974年、かぐや姫解散後はソロ活動に転じ、1975年「風の街」を発表、ステージで活躍。
1993年「山田パンダの保父してみたら」の出版を機に、講演・執筆活動も展開中。